1年ぐらい前に、こちらの英語版を読んだ方の感想で、
「やってもやらなくても、いずれ50歳になる」
ということが書かれてあった、と紹介している人がいて、
英語版を入手して読もうと思っていました
しかし、読まないまま、日本語版が出版されていました
(2021年5月)
著者の詳細については、先に出版された
こちらの本の解説に目を通されることを
オススメします
現在40代でモヤモヤしている私が探していたのは、
こちらの内容でした
エルパソのある高校で数年間心理学を教え、最優秀教師に選ばれた頃、私は教育心理学修士 を取るために大学に戻ることにした。ある日、ひとりの教師が私に言った。「エディ、あなたは博士号を取るべきよ」
私は笑い飛ばした。「博士号を取る頃には五十歳になっています」と私は言った。
「どのみち、あなたは五十歳になりますよ」
それは私が人からもらった、もっとも賢明なメッセージだ。
あなたもいずれは五十歳になる―あるいは三十歳、六十歳、九十歳になる。だから、思い 切ってやってみることだ。これまでしたことのないことをしなさい。変化は成長の同義語だ。 そして成長するには、同じ場所をぐるぐる回っているのではなく、前進しなければならない。
書籍そのものは、心理学者として
著者が実際に治療にあたった内容と
そこからの教訓が盛り込まれています
患者の方が体験している内容が強烈なので、
具合の悪いときに読むと、
吐き気を起こすかもしれません
希望を選ぶことは人生を選ぶことだと
(略)
けれども、希望を選べば、
毎日、関心の対象が変わる。
(略)
現実を否定したり、
それを心地よいもので覆い隠そうとしたところで、
自由にはなれない。
希望は暗闇を忘れさせてくれるものではない。
暗闇と対決するものだ。
(略)
何かに対し希望を失ったり、
無理だと決めつけたりすれば、
実際にそうなってしまう。
しかし、行動を起こせば、
何が起こるか誰にもわからない。
希望とは規模の大きな好奇心。
自分の中で明かりを灯すものが何であれ、
それを育てよう。
真っ暗な場所に
その明かりを輝かせようとする意欲なのだ、
希望とは、私が知る限り、何より大胆な想像力だ。
人は苦しみを捨てることはできない。
起こっったことを変えることもできない。
ー
しかし、人は自分の中にある贈り物を
見つける選択ができる。
傷を慈しむようにもなれる。
ハンガリーの諺にこんなものがある。
「ろうそくの下はいちばん暗い」
いちばん暗い場所といちばん明るい場所
ー影と輝きー
は絡み合っている。
次はBills Gates もオススメしていた、
『Choice』を元気なときに読んでみようと思います
『The gift』の英語版も手をつけたいと思う
今日このごろではあります