2023/07/24 『21世紀に生きる君たちへ』

小学6年生の国語の教科書に掲載された文章

 

少し前に、たまたまメルカリでこちらのタイトルを見つけて、

何となく気になっていました

 

あっという間に読めてしまう本ですが、

これを書いたのが司馬遼太郎氏であるというのが、

感慨深く、タイトルにぐっとくるものがあります。

 

特にこの週末は、若者たちを見ながら、

私自身が彼らの将来のことを考えたりする時間もありましたので。

misogi21.hatenablog.com

 

私が小学校の頃は、21世紀は遠い先のことで、

そのころには車が空を飛んだりしているような

世界を思い描いていたので、

そのような世界から考えると、

そんなに進歩してないと感じます。

 

そして、私の世代は、

「大学を出たらそこは21世紀だった」と

言われる年代だったので、

21世紀を担うのは自分たちなのだ!と胸を膨らませていました

 

その世代が、「氷河期世代」と言われるとは知らずに・・

 

さきに私は自己を確立せよ、と言った。

自分に厳しく、相手にはやさしく、とも言った。

いたわりという言葉も使った。

それらを訓練せよ、とも言った。

それらを訓練することで、自己が確立されていくのである。

そして”たのもしい君たち”になっていくのである。

 

 

小学生でこの内容が教科書に掲載されているようですが、

小学生の私だったら通り過ぎてしまうような感情も、

いまでは自分の心にしみてくる

今日この頃なのです

 

ほかに、緒方洪庵の話も紹介されていて、

2年ぐらい前に、大阪の適塾を訪ねた私には、

適塾の中の様子を想像しながら、

当時の様子がよみがえってくるようでした

 

またどこか遠くへ出かけたいな~