仕事について 西村佳哲さんの 『自分の仕事をつくる』

ミシマ社の編集大越さんが営業の渡辺さんがいいというので読んだ、

というので、私も・・・

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)自分の仕事をつくる (ちくま文庫)
(2009/02)
西村 佳哲

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仕事や働き方について考えさせられます。

「休みがもらえたら、、、」という言葉、友達によく言ってないですか?「上司が帰らせてくれたら、、」とか。

(私はよく言ってます)

イタリア人にそのようにいったら、「休みをもらうって誰に?」って聞き返されたそうです。

主体的に働いているつもりでも、どこかで自分を会社の中にしばりつけているかもしれませんね。

昨日あげた、patagoniaの仕事のとらえかたについても、

そこで働く社員がうらやましいと思えるようなことがいくつも・・・

以下、抜粋

力を引き出す

ファシリテーター10箇条

1 主体的にその場に存在している

2 柔軟性と決意する勇気がある

3 他者の枠組みで把握する努力ができる

4 表現力の豊かさ、参加者の反応への明確さがある

5 評価的な言動はつつしむべきとわきまえている

6 プロセスへの介入を理解し、必要に応じて実行できる。

7 相互理解のための自己開示を率先できる、開放性がある

8 親密性、楽天性がある

9 自己の間違いや知らないことを認めることに素直である

10 参加者を信頼し、尊重する

「ワークショップ」 中野民夫

ミヒャエル・エンデの言葉

「どんなことでも意図をもちすぎてやるべきではないと思いますね。ものごとには、その価値が、まさに意図のにところにある、というケースもあるわけですから。なぜならその価値が、そのものごと自身の中にあるからです。

人生には、それ自体に価値のあるものがたくさんあります。経験というものは、何か他のことに役立つから重要なのではなくて、たんに存在しているというだけで重要なんです。

「1分間マネージャー」

成果は目標ではなく結果にすぎない

人はいい仕事をしたい生き物だ

仕事とは、社会の中に自分を位置づけるメディアである。それは単に金銭を得るためだけの手段ではない。人間が社会的な生き物である以上、生涯における「仕事」の重要性は変わることがないだろう。自分が価値のある存在であること、必要とさえていること。こうした情報を自身に与えてくれる仕事には求心力がある。あらゆる仕事はなんらかの形で、その人を世界の中に位置づける。畑仕事のような個人作業でもそうだ。自然のサイクルのなかに、自分の存在を確かめることができる。

ひとつだけとりあげればとるに足らないとも思えるようなこの小さな差異の創造と持続をささえるものが、働く人のモチベーションなのである

この本の最後のほうにちょっとだけ紹介されていた

レジうちの仕事のお姉さんの話。

どこかできいたことあるなぁと思いました。

たぶんこちらの本です。

涙の数だけ大きくなれる!涙の数だけ大きくなれる!
(2008/09/04)
木下 晴弘

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動画がありますのでどうぞ。

仕事に疲れたときに手に取ってみると、

発見があるかもしれませんね。

私は会社でこちらのエピソードの動画を、

上司が辞めるというときにメールでおくって、

同僚にも、感動を求めたのですが、反応はいまいちでした・・・。

あ、これ妹にも送ってあげようと思う。

似たようなストーリーで、駐車場の管理のおじさんの話もあります。

私はこの動画をみたときと、知り合いが仕事をやめる時期が同じだったので、

相手がどんな風に仕事をやめるのか、とても不安になったことがあります。

みんなに慕われてたのかなぁ・・・とかって。