もう自己啓発書はいいや、と思ってました。
でも本屋でこの本を開いて、2度もそのときの自分のアンテナに刺さる言葉に出会ったので、「これはもう必然だ」と思いました。
明けない夜はない (2009/07/07) 石井 希尚 商品詳細を見る |
牧師で、カウンセラーで、ゴスペルミュージシャンでカフェオーナー。
ところどころに、聖書の言葉が紹介されています。
この本、一呼吸で読んだ、という感じです。
息をつく間もないほど、言葉がどんどん飛び込んできます。
読みながら、胸が苦しくなり、読んだ後、青空に向かって飛び出していきたくなるようなすがすがしさがあります。
読みながらあれやこれや考えがめぐりました。
高校時代のこととか、最近のこととか・・・。
他者が、自分にとって何をしてくれるのかを期待する人生に、
今日終止符を打て。
自分が他者のために、何ができるのかを考え始めるのだ。
それこそが、開国だ。
結局のところ、人間鎖国の人は常に求めている人だ。
理解されることを求め、受け入れられることを求めている。
自分が変わるよりも、相手に変わることを求めている。
自分の気分にあう待遇を受けることを求めている。
自分が無礼でも、相手にはそれを受容することを求めている。
自分が内にこもっていることは、知的なことだと認められることを求めている。
(P156より抜粋)
最近、出会った言葉に、
魅は与によって生じ、求によって減ず
(人の魅力は与えることによって増し、求めると減ってしまう)
というのがあるのですが、そのことをまた自分にたたきつけられました。
以下にいくつか本の内容が紹介されているので、
ぜひチェックしてみてくださいね。
ディスカバー社長室ブログより明けない夜はない