伝える力に圧倒されました!→勝間和代さんの「断る力」

ここからは、毎週月曜から金曜日、J-WAVE、BrandnewJ でお届けしているBook Loversの模様をPodcasting でお送りします。

J-WAVE、BrandnewJ 時刻は12時30分をまわりました。

こんにちは、ナビゲーターの勝間和代です。

ここからは、Book Lovers 私 勝間和代が、 書店員さん 編集者さん 著者のみなさんと一緒に本をセレクトしてご紹介していきます。

この本で、ファンになりました。

断る力 (文春新書)断る力 (文春新書)
(2009/02/19)
勝間 和代

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経済評論家 勝間和代さんによる新書「断る力」

こちら、3月に参加したフルマラソンの日に読んでいました。

そして、この本に関するBookLovers の放送を聴いてから走りました。

雑誌でもいたるところにでていらっしゃいます。

今年は、この「断る力」で、昨年のエドはるみさんの流行語に対抗して、

「Say No, グーからノーへ」で流行語狙っているそうです。

P31を読んで、ちょっと鳥肌が立ちました。

「この人の伝えようという思いはすごい!」

会社員時代に、勝間さんのアシスタントが、

パソコンのメモパットに、ひたすら勝間さんへの文句を書いていたというもの。

こんな自分に対する批判的な行為に対して、

公にかけるってなんだかすごい。

そこまで書いて伝えようとするなんて、これは・・

私もいやな思いはしたけれど、

正直、それを分析して、改善することはできても、

そのことについて、誰かに話したりなんてことはできません(自己解決)。

だから、ここまで例をあげて読者にわかってもらおうとする姿勢にとても胸を打たれました。

そして、なんだかちょっとファンになりました。

今、このコメントを書くために改めて見返してみて、

最後の記事に感動して、目頭が熱くなってしまいます。

「最後は間違った考え方、間違った社会にNOを言える力を養うことを考えたい」

社会的に成功している人、しつつある人、する要素のある人というのは、

『社会に』という観点がいつもあるんですよね。

私は自分の目標について、あれこれ考えて実行していくことはできるのですが、

周囲へ及ぶ影響はかなり親しい友達か家族まで、です。

なので、ミッションステートメントを考えるときも、

どうも他者への貢献まで導きだせないでいました。

先日描いた倍速実現マップも、自己満足の領域をでません。

しかし、この1,2週間、ずーっと次の言葉が私の中にありました。

「希望を求めるのではなく、希望を与える人に」

            ディスカバー21社 社長 干場さま

自分にはそのために何ができるだろう、やりたいことってなんだろうと思いながら、

本を読んだりしていました。

そして、今日4月23日、会社でトイレをでるときに、

フッと、「あーそうだよなー」と自分の新たな目標が見つかりました。

それは、電車の中でボーっと広告を見ながら、

「この違和感はなんだろう」と思っていたからなのですが・・・。

この思いつきは、村上春樹さんが30歳の4月のある日神宮球場でふと思い立って小説をかくようになったという感じに近いのかもしれません。

またすぐにマップを描こうと思います。

「グーからノーへ」

「断る力」、ぜひ一度手にとって見てください。

最近、話し方まねするようになってる自分・・・。2008年10月の放送と比べるとかなり声の質とか変化していると思うのですが、みなさん、どう思いますか?