私、勉強法マニアなわけではありません。
ですが、Amazonで気になって、本屋で見て「はっ!」とする気づきがあると、
すぐに買ってしまいます。
この本は、政治と経済がちょっと身近になりますし、
とても気付きを与えてくれました。
あの!竹中平蔵さんによる勉強本です。
この類の本がブームなんだなぁと、感じます。
私、竹中さんには、今年の3月に六本木ヒルズのアカデミーヒルズでの出版記念イベントで、お会いしました。
とてもきれいな秘書の方を連れていて、なんだかテンションかなり下がりました・・・。
そのときの本がこちら→最前線のリーダーシップ
竹中先生(うむ、先生と呼ぼう)が、とても身近に感じるのは、
氏は、小学校や、大学で出会った先生の言葉を心に留めていることです。
たとえば、小学校3年生の時に、先生とグランドを走っていたら、
「竹中くん、君は話すと面白いから、もっと人前でお話ししなよ」と。
その言葉に目覚めて、消極的だった少年は、どんどん積極的になっていったのだとか。
また、大学時代の卒業論文の先生が、
「竹中君、何を書くか決まった段階で、論文は半分以上終わったも同然だよ」と。
こういう周囲の人の言葉を素直に受け止めて成長してきたのだなぁというのが、
この本を読んでいるとわかります(えっと、勉強法の本ですが、氏の人柄がわかる気がします)。
まず、勉強マトリクスをつくって、やることを決める(2008年の今)。
私の場合。
天井がある勉強 天井がない勉強
人生を戦うための武器としての勉強 ★簿記3級の資格を取る ★アーレントの「活動」
★TOEICで860点以上取得 を自分なりに体現していく
★今年中にハーフ2時間切
人間力を鍛えるための人と人を結ぶ勉強
★ポワンニーの「暗黙知」を ★フランス語で友達
学ぶ と会話できるようにする
★アシュタンガヨガを ★ヨガで精神面を鍛える
マスターする ★経営に関する知識
★テニスでラリー を蓄えていく
★投資で7%運用 ★マクロビオティック生活
★「カラマーゾフ兄弟」を読む
ブログに書きづらかったので、長文で説明できませんが、
ざっくりこんな感じでしょうか。
アメリカには3つの経済学がある
1、ニューヨークの経済学→アップ・アンド・ダウンの経済学
2、ワシントンDCの経済学→分析・検討の経済学
3、ボストンの経済学→アカデミックな蓄積をもちながら、その両者をバランスよくみる経済学
逆転の発想で考える/物事は大きな視点で考える
・規制があるから無理→法律のほうが変わるだろう
批判には3つある
1、コントラリアンの批判=人とはいつも反対の意見を言う人→意見するのは簡単
2、永遠の真理型批判→「だから?」
3、「ラベルを貼る」型の批判=相手にレッテルをはって問答無用にする→「決めるけるな!」
3つに共通するのが、対案が何もない。
人のふんどしで相撲をとって、守りに入ればいいので、楽。
実行者は、自分の意見を通し、実行の局面まで請け負い、さらに成果の責任まで追及される。
衣食住にこだわりをもとう→自分のアンカーをもつこと。
→私にとっては、今のマクロビオティックとヨガを日常に取り入れた生活。
そして、次は引越しして、ソファのある生活にしていきます(まだあと2年以内)。
とても読みやすくて、もしこの本に大学時代に出会っていたら、
もっと早く成長できていたかも・・・なんて思います。
まぁ、当時もいろいろ読んでいましたが、実行までいってなかったのですね。
ちょっと気になるのが、小泉元首相をほめすぎだってことです。
でも、氏がいろんな先人のアドバイスを素直に受け取って、
今日まで成長してきたんですね。
竹中先生ほどの人でも(人ゆえ)、日々勉強とのこと。
ましては、衆人をや。
ということで、これからもまだまだ頑張っていきます。
夢みながら耕すひとになれ。
本の中で、この言葉が紹介されているのですが、24日発行の、
「志縁塾」のメルマガのタイトルが↑これでしたので、とても驚きました。
なんだか、最近いろんなことがリンクしていきます。
ちなみに、本日の会社のお昼のメニュー、冬瓜スープだったそうなのですが、
偶然にも、私がお弁当に持っていったのは、冬瓜みそ汁でした。
(引き寄せだな!うむ)