私の人生を変えようとしている一冊

ミシマ社の連載で「私の人生を変えた一冊」という特集があったので、その後、私の場合はなんだろう、と考えました。

前置きが長くなっちゃったけど・・、まぁひとりごとですので。

これまで確実に私の行動を変えたもの。

ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙
(1995/06)
ヨースタイン ゴルデル

商品詳細を見る

高校生のときに読みました。当時、すごくブームになってました。

これを読んで、、私は哲学の道を選びました。

(当時は文学しか読んでなかった。もしもっともっと広い視野で本を読んでいたらきっと経営学とか選んでたと思う・・)

少年H〈上巻〉 (講談社文庫)少年H〈上巻〉 (講談社文庫)
(1999/06)
妹尾 河童

商品詳細を見る

高校三年のときに、ちょっと親と格闘していたときがありました。

そのときに、ふと父が見つけたこの本の帯に、

「大人も新聞もみんなウソつきや!」

というような内容が書いてあったんです。

それを見て、父が激怒。

「お前はそれを読んで親が信用できなくなったんか!」といわれ、

自分の中でもどうしたらいいかわからなくなって、家を出ました。

実はこの本、読み終わっていないし、最初のほんのちょっとしか読んでないです。

大学生活で卒論のテーマにもつながった、こちらの本。

20世紀の精神―書物の伝えるもの (平凡社新書)」で紹介されてる本がどれもすばらしくて、そのなかでちょっとした一文がきっかけで手にした。

人間の条件 (ちくま学芸文庫)人間の条件 (ちくま学芸文庫)
(1994/10)
ハンナ アレント

商品詳細を見る

女性の政治哲学者っていったらいいのかしら。

「女性」というところにすごく惹かれて、夢中で読みました。

この本の主である「労働」と「仕事」と「活動」という考え方は、今でもときどき自分の行動を振り返るときに主軸となる考え方です。年に一度は読み返してますね。

今年は、女性のノーべル経済学賞なども出てきたようですね。

自分が女なので、できる女性にあこがれます。

社会人になってから読んだ本でインパクトが強かったのがこちらの本。

「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~
(2006/11/21)
石井 裕之

商品詳細を見る

考え方が180度変わったと思います。

紹介するの恥ずかしいのですが、

今の自分はこの本を読んだから進歩してきてるって思います。

さらに先日の本。

裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける (講談社BIZ)裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける (講談社BIZ)
(2009/10/01)
山口 絵理子

商品詳細を見る

正直 私自身はまだなんにも変わってないのですが、とにかくすごい人。

って、人生を変えた一冊のつもりがもう5冊あげてるし・・・。

ここにあげていなくても、日々の生活の中で励みになってる本とか、

ある時期バイブルになってた本がたくさんある!!

で、今回どーしてもあげたかったのがこの本。

(前置き長いよ、長すぎる)

勉強する理由勉強する理由
(2009/04/15)
石井 大地

商品詳細を見る

ここで紹介したときには、2009年の上半期ベスト3に入る本だなぁーと思いました。その後、この本の編集者である三谷さんにお会いしたときには、「今年の上半期ベスト5に入りますよ!」と伝えたのですが、じわじわきました。

4月にこちらに書いた感想はずっと自分の胸の中にあって、静かに私も熱くなっていました。

4月に紹介したときに、

というわけで、私も勉強の準備を始めています(笑)

まずは、「マインドマップ資格試験勉強法」で自分がとりたい資格への洗い出しをして、過去問を取り寄せたところです。

ということを書いているのですが、その後1001日で101個のゴール【1】であげたように、ある決断をし、明日からその一日目が始まります。

(1001日で101個のゴールの設定が今こちらのブログにはあげれていないのですが・・。ちなみに来月は「マインドマップ資格試験勉強法」のセミナーに行ってきます。)

最初はじっくり読みましたが、その後はぱらぱらと見てるだけ。

全体的に苦しい感じの内容なのです。

この本の何が心を打ったかというと、

勉強することに対して、とことん真摯に向き合っている姿勢。

こういう人にはずっと敵わない。

敵わないんだけど、このままだと、ずっと「あのときやっていれば・・」と思ったり、

昔の選択を後悔することになる。

(私には結構スペシャルにすごい友人がいて、その人の一言一言が胸に突き刺さり続けた、とうのも大きな影響をうけている)

たとえば、走っていても、

「高校時代に部活で鍛えていた人には敵わない」って思ったり、

「走歴が長い人には追いつけない」、と思ったりする。

だけど、どうやっても「今の自分」で勝負するしかない。

そういう逃げ場のない自分を、走ることを通して超えられるようになってきてる。

走ることはすべてじゃないけど、今はこれが私のリズム。

続けることが力になるよ。自分の可能性を信じて、前に進もう!!!