第1回しまだ大井川マラソンinリバティ、20キロ→ゴール

20キロ地点までは、嘘のようにまったく疲れは感じず。

若干、足裏が痛いものの、呼吸もしてるかどうかわかんないくらい(音楽聴いていたので)。

20キロから先、長かったなぁ・・。

このブログのエントリーもえらく長くなってますので、

お気をつけて・・・。

15キロ地点ぐらいでしょうか、

水を足にかけたのが気持ちよくて、

その後、給水地点では必ず水を膝にかけていました。

前半、思うどおりのペース配分ができて、

ちょっとゆるんでしまったのか、

次の25キロ地点まで → 30.49.98(2時間21分13秒)

とうとう、30分かかっていました。

20キロ地点までに1時間53分、というのが達成できそうだとわかった時点で、

19-20キロ地点はペースが6分くらいかかっていたのですが、

そのままのペースを引きずってしまいました。

6分以上かかっていることに気づき、

23,24キロ地点は、どうにか5分台後半だったと思います。

25キロ地点は、予定では2時間23分で通りすぎるつもりでした。

まだ、若干余裕があります。

でも、このままだと次の30キロ地点ではかなり危ないことになると

わかっていました。

そして、このあたりから、風が横から、前から吹いていました。

「これくらいなら荒川と比べたら平気」と思っていました。

そして 30キロ地点通過 → 31.44.64(2時間52分58秒)

あちゃー、とうとう、自分が目指していたペースから落ちてしまいました。

予定では 2時間50分で通りすぎたかったのです。

091101ooigawa

(ちなみに、目標タイムはこんな風に手に書いてました。

東京マラソンNIKEブースでいただいたラップ表をもとに記載)

そして、風もけっこう強く吹いていました。

前傾姿勢になって風をよけながら走ります。

そしてまた蓬莱橋に差し掛かるころには、

お昼どき、ということもあり、観光客の方たちが、

声援を送ってくださいました。

こういうの、本当にうれしいです。

そして、次のエイドは33キロ地点!

これが本当にすごいエイドでした。

私が経験した中でベストです。

11のブースがあり、

日清食品の工場もコースからみえていたからか、

チキンラーメン(!)

うどん・そば

串焼きおでん

焼肉ビビンバ

オムそば

たこやき

おにぎり

黒はんぺんバーガー

おにぎり

お寿司

黒米いなり

最後になんと、やまめの塩焼き

(当日のパンフレットを見ながら書いています。実際はちょっと違っていたかも)

私は、おにぎりを手にしたのですが、

寿司(かっぱ巻きだった)が視界に見えたときに、

寿司を食いたい!と思いました。

しかし、おにぎりが手にあるので手がだせません。

いや、食べてもよかったんだろうけど・・

(今回、給水とり過ぎたのが反省でもあるのですが、

これってただの貧乏性だから?なんかあると手を出しちゃうっていうか・・)

おにぎりを食べていたら喉につまってしまい、

呼吸が一時的にかなり苦しくなりました。

咳き込んでしまったので、係りの人に、

「すみません、もう食べられません」といっておにぎり食べ途中で、

ビニール袋へ・・・(あぁ~だって大きかったんだよー、もったいないお化けがでるかも)

このあたりから、右側にはゴール間近のランナーが見えます。

私がすれ違っていたのは3時間15-30分ペースの方たちでしょうか。

「私の走りとどこが違うんだろう」と思いつつ、

みなさん、苦しそうです。

私も十分苦しいので、自分の走りに集中しました。

35キロ地点通過 →32.07.41(3時間25分05秒)

4時間以内でゴールするためには、3時間18分で通りすぎる必要がありました。

残り約7キロ、1キロ5分ペースで走れば、サブフォーは達成できます。

気持ちだけは35キロ地点から、ラストスパートって思ってました。

が、

やはり35キロも走っていると、

これまで以上のスピードは出せません。

(これは普段練習していれば、できるんでしょうが・・・。そこまではまだ・・)

右側に折り返しているランナーがとってもつらそうなのと、

同じペースで走っているランナーたちのほとんどが歩いていたこともあって、

私自身のモチベーションがまったくあがりません。

35キロ過ぎのエイドでも水とスポーツドリンクをしっかりと補給しました。

周囲のランナーがストレッチをして、ランニング再開、という人が多かったので、

私も36キロ地点にあった木を目印にして走りながら、ここでちょっとだけストレッチ。

すぐに走り出しました。

ラスト5キロも橋が見えたらそこを折り返し走る、

というコースだったので、橋を目指して走ります。

39キロ地点くらいから、

気持ちだけちょっとペースを上げて走りました。

まだ、走れるんです。足の裏がちょっと痛いというのはあったのですが。

ラストスパートかけるには残りの3キロは長く感じましたねぇ。

この最後の折り返し地点で私の耳で流れていたのが、

絢香の「I believe」

前日、野口みずきさんからアテネオリンピックのときの話を聞きました。

彼女はレース当日、監督に25キロ地点からラストスパートをかけるよう指示されたそうです。

レース中はちょっと不安になったりもしたそうですが、それができたのは、「これまでの自分の走った距離を信じていたから」。

私は自分のラストの走りを信じられない。

それにちょっと嫌気がさして半べそかいてました(笑)。

そして40キロ地点通過 →33.18.39 (3時間58分24秒)

あ~、もうここから先、悔しくてただひたすら前に足を運ぶだけです。

高尾山とか、高地トレーニングとかしたのに、

ペースあげる練習をしてなかったのがよくなかったのだとか、

そこまでしても、まだ4時間切れないの、自分という感じでかなり投げやりだったと思います(笑)。

呼吸とか身体の痛みはほどんどありません。

疲れという疲れもあまりないのですが、

身体は重いんでしょうね、タイムで見ると・・トホホ。

ラスト、1キロほどで気持ちに余裕がでたのでしっかり走りました。

が、

自分がゴールだと思っていたところより50mちょっと先にゴールがあることが、

あと200mぐらいってとことでわかり、ちょっと心が折れそうでした(笑)。

フィニッシュだけは写真に写っちゃうかと思って、

腕あげたりしましたけどね・・・。

ゴール後は、おにぎりもらって、サクッと着替えてホテルに向かいました。

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出店が充実していました。私ものんびり食べて帰りたかったなぁ・・

こちらは、ゴール地点での荷物の受け渡し場所。

東京マラソンのときのような本当にしっかりした運営でした。

島田市長の話も聞けたので、その話はのちほど(笑←ここまで読んでる人いるのかな?)

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と、まぁえらく長いエントリーになってしまった。

だってフルマラソンって長いんだもん。

最後まで読んでくださった稀有な方、ありがとうございます。

それだけできっと持久力のある方なんだろうとお察しいたします・・・。