若手が30分以上ネット検索で探してもみつからなかったのが、
おいらがやったら3分以内、ということが続いたので、
「検索力」を極めようと思い手にしました。
情報に対する愛ある本です。
情報調査力のプロフェッショナル―ビジネスの質を高める「調べる力」 (2009/03/13) 上野 佳恵 商品詳細を見る |
この本、第7章から読むことをお勧めします。ご本人のお人柄が伝わってきて、「会ってみたいな~」と思わせます。学生時代に、卒業論文のための資料集めをしていく中で調査することのおもしろさに目覚めたそうです。
参考になったのが、実際にお題をたてて、
そのお題に対してどのように情報を
たどっていくのかが具体的に記されてる点です。
第3章で「講演者を探す」ということで、ITの社長が本を出版するときに誰を呼んだらいいか、というもの。本屋にいって探したり、人から聞いたりして、ぼやっとしていた対象がどんどんはっきりさせていく。
ちなみに、私だったらこの人あげるかなぁーと思いました。
変人力―人と組織を動かす次世代型リーダーの条件 (2007/12/07) 樋口 泰行 商品詳細を見る |
私は、欲しい情報に対して、一息も入れずに初めてしまうので、
最近は職場でも軽く瞑想(?)してから始めるようにしています。
たくさんの情報にあたるより、
ひとつでも使える情報ののっているところを徹底的に活用するといいみたい。
ただ、実際上司から頼まれたものに対する情報提供、
となると数をたくさん出すことが大事だったりします。
10個候補あげましたが、これが秀逸です、ってな感じで。
(それも説得力をもたせるひとつです。ミシマ社でもそんな話を聞いたなぁ・・)
この本、ビジネスブックマラソンの土井さんがお勧めされていて気になってました。情報検索、というからにはパソコン関係で、図が多いのかなぁーと思いました。
しかし、実際は文字情報がほとんどの構成になってます。でも、読んでいるうちに文字が多い理由がなんとなくわかってきます。
ご本人の仕事に対する姿勢も、目の前のことにせいを尽くしてきたからマッキンゼーに引き抜かれたりしたんだろうなぁと思います。とてもいい本ですよ。
(最近、フィーリングで感想書いてる感じであまり参考にならなくてすみません)