がんばってる人たちに囲まれて、「脱『ひとり勝ち』文明論」トークショー

今日は、こちらにあげたように仕事帰りに池袋のジュンク堂さんへ行ってきました。

今週始めから、精神的にがくんときていましたが、

一気に元気になって帰ってきました。

この本、もっと多くの人に読んでもらいたいと思った!

  一人じゃできないことも、日本全体でがんばればきっとうまくいくことだから。

このトークショーで、4人の方にパワーいただきました!

1000円の参加費で、コーヒーまで飲んじゃって。

こんな時間をシェアしてくださったジュンク堂書店さんありがとうございます。

ミシマ社の木村さん(あれっ木村さんですよね?)。

受付で話しているうちに、「あれ?この人ミシマ社に出てくるキムラさんかも?」って思ったら、その人でした。私が読者からのはがきを出だしていたのを覚えてくださっていて、ちょっと感動。だって本当いい本ですから、かなりの感想もあがっているだろうに、本と読者がつながる瞬間を感じました。

(私が、はがきに書いたイラストがインパクトあったようです・・)

木村俊介さん

「海馬」や「ゆらぐ脳」などインタビュー者として活躍されている・・との紹介までは「へー」と思って聴いていたのですが、「調理場という戦場」も、、とおっしゃっていて、「エッ、キムラってもしかして・・・」と思わず声をあげそうになりました。

なんと以前「ほぼ日刊イトイ新聞」で、メールマガジンを発行されていた方でした。2年前に「ほぼ日」のメールマガジンはなくなってしまったのですが、その理由は「キムラさん」というメルマガの担当者が辞めてしまうから。私も「自分と同じ年くらいの人で同じような岐路に立ってる人がいる」と、私の選択もこれでいいんだ、と確信をもった記憶があります。

今の私はまだまだ岐路にある感じですが、すごくご活躍されているので、とても励みになりました

変人 埴谷雄高の肖像 (文春文庫)変人 埴谷雄高の肖像 (文春文庫)
(2009/03/10)
木村 俊介

商品詳細を見る
 

090704tyouriba

この「調理場という戦場 ほぼ日ブックス」は本当、いいですよ。自分に渇入ります。

そしてもちろん出版社の社長、ミシマさん

山田ズーニーさんの「おとなの進路教室」「第一章 僕が会社を辞めるとき」と「第二十四章 たった一人でつくった出版社」を聴き、とても胸が熱くなりましたので、ぜひお目にかかりたいと思ってました。この日は「声に出して読みたい日本語」の齋藤孝先生を思わせる黒のTシャツを着てらっしゃいました。

そのミシマさんが、以前勤めていた出版社で出した「魂の一冊」がこちら↓

会議革命 PHP文庫 (PHP文庫)会議革命 PHP文庫 (PHP文庫)
(2004/04/01)
斎藤 孝

商品詳細を見る

私、この本、打ち合わせのときに「今日はこれでやりましょう」と言ってやったことがあります。二人だけの打ち合わせ。しかも相手の方は年配できまづかったので、続かなかったのですが、これは本当に使える本です。(ちなみに、そのときは自動車会社に勤めてました・笑)

7月1日にオープンしたこちらも面白い→平日開店ミシマ社

最後に、というかここからがクライマックス、電気自動車開発に30年の清水浩先生。

本を読んで参加しましたが、実際に生の声で聞くと、清水先生の太陽電池・電気自動車を普及させたい思いが伝わります。でも、たんたんとおっしゃっていたので、その場で本を読んでいなかった人には伝わりづらかったかも。

(あ、ちなみに本のプロフィールに使ってある写真は、桐島ローランドさんが撮った写真だそうです。)

質疑応答のときに、「20代、30代の方になにかメッセージはありますか?」というのがあって、

「人と違うことをやっていても『へちゃらだ』と思うことです」とお答えされていて、

私自身もちょっと自分のやろうと思っていることを後押ししてくれる言葉だと思いました。

でも、サインをいただくときに、同じこと聞いたら、

「ずっと迷ってばかりですよ」とおっしゃっていて、

その「フツー」の感覚がすごい、と思いました。

だって何億っていう予算で仕事して成果出してる人だから、

言葉の重みが違います。

090704

トークショー参加して、30代前半の同年代の人、すげーなぁと思いました、

セレンディピティを感じたり、興奮しっぱなしの1時間半でした。

・・・・・

尊敬する「朝2時起き」のエダヒロさんのサイトで、「スイス、2010年に化石燃料に対する炭素税を3倍に引き上げ」なんてのが7月4日の記事にあがってます。燃料に対する記事に意識が向くようになります(視点が高くなる感じ)。

これ、周囲の人に薦めなきゃ。