あっという間の三ヶ月

今日は2013年4月1日。今年も三ヶ月なんですね。

この三ヶ月は、仕事仕事で本当につらかったです。

私の職場は1月から3月が繁忙期といわれており、

その予想を裏切らずに、毎日忙しい日々でした。

3月からはまたまた新しい人に仕事を教える、という役目を請うことになり、

またしても毎日毎回大変な日々でした。

相手の方はもう60歳もちかい方で、

しかもパソコン、エクセルをほとんど使ったことがない方なので、

本当に、仕事の初歩の初歩から教えています。

しかも、すぐに教えてはすぐに忘れられていきます。

これもきっと試練と思って教えていますが、

本当に毎日ぴりぴり神経を尖らせながら仕事をしています。

右の席ではインド人が、なにかしらミスをし、

左では今教えたことが目の前から消えてしまってどうしたらいいかわからない

といった人たちとなんとか仕事をしています。

本当に、毎日泣きそうな日々です。

そして、そして、ずっと仲良くしていた友達とも

さよならをしました。

彼がいたから、毎日インドでの生活も耐えられたけど、

年齢や、立場や、宗教、習慣の違い、

そしてなにより、カースト制度の重みを感じた三ヶ月でした。

南インドはまだまだカースト制度が強く残っています。

彼は、カーストの身分が上の女性(家族)からアプローチされ、

彼自身もカーストが上がることに対して前向きだったので。

私の性格も問題もあると思いますが、

この一件で、昨年からときどきもやもやと悩むことが

あって、それがもう仕事のつらさとあいまって、

いろんな不安と戦っていました。

会社では泣きたい気持ちでしたが、

帰ってきてからは、ときどきいろんなことを振り返って泣いたりしていました。

昨日気持ちを整理するつもりで、

相手からはずっといえないだろうから、

私からさよならしました。

まったく気分一新という感じにはなれません。

やはりインドで何かをしていかなければ、という気持ちは

確かになりました・・・。

私がここでもっと多くの人に貢献できたらと思います。

3月は、竹中平蔵氏がムンバイにいらっしゃることがあり、

その講演に参加したり、ムンバイから離れた街のビーチで

流れ星をみてすごしたりしていました。

さらに、インドの投資家を前に、

自分のビジネスプランをプレゼンする、というような機会もいただきました。

実家に電話をすると、

中学校の同級生に子供ができた話とかを聞くのですが、

あまり自分自身に子供がほしいなーとは思いません。

インドにいる子供たちを見ながら、

この子達の将来はどうなるんだろう、とぼんやり考えています。

4月にはもしかしたら日本に帰るかもしれません。

そのときは、本当にのんびりしたいと思います。

きっと私はすごく強くなった部分と、

ものすごく脆くなった部分があるんだろうなぁと思っています。

今はいろんなことがよく整理できていないけれど、

忘れるにはきっととてつもない時間がかかる気がします・・。

どこかでこの話をある出来事として話す日が来ればいいなぁと思います。

4月は私のお誕生月です。

また新しい気持ちでがんばります。

どうぞよろしくお願いします。