2013年4月に起きたこと

誕生日月でした。

昨日4月29日まで実家のある茨城に帰省しておりました。

一週間、本当にしっかり静養いたしました。

初めての日本帰国で、空港ではまたしてもインドのいい加減さに

いらいらしながらも、久々の日本は本当に感慨深いものがありました。

ごみの収集の日には、住民が自分でごみを出しに行き、

ゴミ捨て場も、当番制でみながきれいにするのがあたりまえの日本。

母が、カラスがゴミ捨て場のものをカラスが荒らしてしまったのをみて、

困ったようにしていましたが、私が住んでいるところでは、

カラスが2-30匹集まってごみをあさっています。

その中には、ごみを集めてお金にしている人たちもたっくさんいます。

ほとんどごみひとつ落ちていない日本に、

感動いたしました。「美しい国、日本」ですよ、本当に。

さらに、95,6歳になり、今年になってずっと病院で

寝たきり生活の祖父にも会いました。

戦争に出ていた人で、頑固者で、

会えばいつも「さっさと嫁にいってしまえ」といっていて、

彼の妻(私の祖母)の葬式にはでない、と意地をはるような人です。

家族の孫の結婚式には、出席もしませんでした。

その祖父が、まるで生まれたばかりの赤ん坊のように

なにもできずに、ただ必死で腕をあげようとしているのを

みて、みんな最後は生まれたときのように去っていくのかなぁと

不思議な気持ちになりました。

腕には内出血のあとが多く、とても気の毒に思えました。

真っ黒に日焼けしたおじいさんでしたが、

今は、すっかり小さくなって、白い肌をしていました。

この祖父に会えたのは、私の中でとても大きな出来事だったのではないかと思います。

人の変わりよう、というのをはっきりと実感しました。

どうせ、みんな死んでいくなら、人に迷惑をかけたっていいじゃないか、

少しくらい嫌われたって、自分のやりたいことをやっていったらいいじゃないか、

と、何かがふっきれた感じです。

そして、飛行機の中でもインドに関する本を読みながら、

インドに対して、自分ができることをしていかねば、と思いました。

日本にも不足しているものや、自分がもっとかかわっていく必要があるものは

きっとあると思うのですが、私が好きになった人がインドの生まれだったから、

その国でおかしいと思うことに対して、自分がなにか残していきたいと思いました。

一歩ずつ、前進しています。

4月もつらい月でした・・。日本に帰ると決めたのは4月になってからで、

突然決めて、すぐに帰りました。

それくらい、精神的にかなり参っていたので。

5月は自分のメインの仕事に限らず、プライベートでも

もっと前進していきたいと思っています。

ブログは相変わらずですが、どうぞ今度もよろしくお願いいたします。