ライバルの存在は大きい、野村克也さんの『巨人軍論』

野球はチームプレーですが、個人で走るランナーだからこそ、

うなづける内容が多かったです。

巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは (角川oneテーマ21)巨人軍論 ――組織とは、人間とは、伝統とは (角川oneテーマ21)
(2006/02/10)
野村 克也

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いまさら紹介するまでもない、楽天の監督野村さん。

管理野球って言われてるんですね。

私は、管理野球というと、母校の高校の野球部を思い出します。

水原茂さん ブロックサインを日本に持ち込んだ方。

それまで、バッターとのサインはかなり単純なものだったそうです。

以下、本文より抜粋

「人間最大の悪とは鈍感である」

(感覚に敏感に。一時、「鈍感力」って本がブームになりましたけどね)

「成長した」と他人に感じさせるためには、「判断基準がレベルアップした」とか「まちがいに気づき、それを正す」能力が備わったことが大きな意味をもつ。

これを読めば、王監督の野球への取り組み方の真剣さがところどころから伝わってきます。

ライバルをもつことが自分を飛躍させるということ。野村監督にとっては、選手時代から王さんが目標の人だったそうです。今も活躍している方たちが出てくるだけに、野球が楽しくなるかもしれませんね。

野球の歴史みたいなのもちょっとわかります。

「ぼやきの野村」って選手時代から言われてたんですね・・

私のライバルは、

今のところ、

昨日までの自分  

ですかね。