今月 新たに取り入れた身体トレーニング。
仕事で遊ぶナンバ術―疲れをしらない働き方 (2007/06/02) 矢野 龍彦長谷川 智 商品詳細を見る |
ナンバ式船中八策
1 結果を気にしない
(自分を愛し応援する、そして他人も愛す)
2 先入観をもたずに軽くやる
(難しい場面は、挑戦し楽しむチャンス)
3 空を見るのを忘れない
(余裕を持った自然体)
4 マニュアルに頼らない
(何事も創意工夫・臨機応変を心がけて楽しむ)
5 八割でいい!と思ってやる
(いつも技を磨くことを忘れずに)
6 逆境でこそ笑っていよう
(「この逆境をどう楽しむか」を考える)
7真剣な顔してやると頭に入らない
(自ら楽しもうという前向きな姿勢)
こちらで紹介されているナンバ術は、
難しい場面(難場)をどう切り抜けるかという技です。
著名な方(イチロー・司馬遼太郎・武豊)の仕事への取り組み方を分析されていて、それぞれの方の意外な自己管理方法などを知ることができます。
(たとえば、武豊さんは、自分の左手首を右手でもつと100グラム単位で自分の体重の変化がわかるそうです。すごいですね。プロの世界って)
目標をもたずに、上に向かって邁進する。
努力している姿は人には見せない。さりげなさを装うことも大切なこと。
また、これまでよく聞いた「考えるより行動する」ということに関して、「あぁそうかぁ」と思えることが紹介されていました。
「まず行動を起こす」(略)。行動してみて、それから考えるという方法もあるのである。そして最終的には「言行一致」というところまで持っていく。
他にも、よく優勝した選手がインタビューで
「楽しんでプレーできました」という、力みがないコメント。
意識してやっていたことを無意識にやる。
運動の際の「~してやろう」という思いを、運動実感という。初心者のころは、そういう運動実感を持つことも大事かもしれない。しかし、技術レベルがあがってくると、その運動実感が運動の滑らかさの邪魔をする。意識してやっていたことを、だんだんと無意識に持っていくべきだ。意識過剰が、余計な動きや力を引き出し、リキミにつながっていくのである。
(本文より)
ナンバがどのような術なのか、
詳しくはわからない(それは教えてもらうのではなく、自分からつかみにいって体験して身につけるものだから・・武術とかってなんでもそうですよね)。
今回紹介したのはおなじみミシマ社の本。
ちょっと変わった出版社。ぜひ毎日平日更新されているこちらのサイトもお楽しみに!
(この編集してるのって、同郷の方かなぁと思ってますが・・)