たまたま手にしました
この本は坂本龍一さんの訃報を知ったタイミングで、
たまたま図書館で借りて手にしていました。
現在公開されている映画『Winny』という
「Winny事件」を描いた映画が気になってYoutubeを見ていたところ、
そのコメント欄に、どなたかが、
『時には、違法』のタイトルの例から、
「Winny事件」のことをコメントされていた方がいらっしゃって、
書籍が気になり、手にしました
1989年に出版された書籍です。
この連載のタイトルを「Seldom illegal」に決めたんだけど、
全然深い意味はなくて、LAで免許を取得しようと思って、
友達にたのんで教習所の試験のテキストをもらったんだ。
で、ぱらぱら見ていて、あるページにきたら、
飲んだときには乗るな、と書いてある。
だけど、もし飲んじゃって乗る場合には、
これは覚えておいて欲しい、というのが教習所のテキストに書いてあるのね。
それ自体おかしいことなんだけど。
で、表があって一杯はSeldom Illegalm、2杯飲んだらMaybe Illegal で、
3杯飲んだらもうちょっとIllegal で、4杯飲んだらほとんどIllegalね。
で、その一杯とはなんぞやという定義が下にあって、(略)しかも捕まえてはいないわけ、Seldom lllegal では。
たまたま、なんか機嫌の悪い警官がそこにいちゃったら捕まるかもしれないけれども、まあ、ほとんど捕まることはない。ということだから、LAというかカルフォルニアなんかではみんなそうやって走っているってこと。
それが教習所のテキストにちゃんと書いてある。面白いでしょ?ゲラゲラ笑った。
で、さっそくタイトルに頂戴しました。
本の内容も脳の話や英語習得やインドの話など、
面白くて、付箋をたくさんつけてよみました
高校生の頃に読んでおきたかったです
インドなんかは一回も浮上したことのない国でしょう。
壊れっぱなしのところだから、ぼくにとっては面白んですね。
(略)
やっぱり、インドがいい。多分、田舎へ行ったらぜんぜん違うんだろうけど、
街がすごくポップなんだよね。刺激的なのね。ボンベイのような超都会ー
インドにしてみりゃ超都会じゃない?そのボンベイを歩いていても、首から上がない子供がいたりとか・・・・。顔がないんだよ。顔がない赤ん坊を片足の子供が抱えて、金くれと言ってたりとかっていうシーンがごろごろあるからね。ボンベイでそうなんだから、田舎へ行ったらすごいだろうね。
インドには、奇形で考えられるものはすべてあるの。どこの国でも、昔は奇形児とか精神異常者とか多かったんだろうし、もちろん、赤ん坊の死亡率も高かったと思うんですよね。日本は収容所列島だから、どんどん収容しちゃいますよね。インドなんか収容するところがないから、死体とか、奇形とか、精神異常とか、ハンパなやつがごろごろいるわけ。それが自然な姿で存在してる。本来あるべきものって感じ。
Kindle版にならないかな〜と思ってますが、どうでしょう
坂本龍一さんと一緒のプロジェクトの撮影がすでに終わっていて、
「そのプロジェクトが今年の夏ぐらいに、ついに発表になるかな」
ということを仰っていたので、
坂本龍一さんがそんな病にかかっているとは知らず、驚きました
(映像のちょうど1時間ぐらいから1分ほど)
NHKアカデミアの映像を見ていたら、
しんみりと、「Merry Christmas, Mr. Lawrence」を
聴きたくなった今日このごろです
謹んでお悔やみ申し上げます