自分の興味が見えてきた、伊藤真さん×岩瀬大輔さんの『超凡思考』

10月にカツマー主催で、こちらの方の講演があります。

ちょうど本を手にしたところだったので、「引き寄せ?」なんて思いました。

超凡思考超凡思考
(2009/02/10)
岩瀬 大輔伊藤 真

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司法試験のカリスマ、伊藤真さんと、その教え子である(!)岩瀬大輔さんによる共著。

内容は個別に掲載されていますが、会話形式なので読みやすいです。

(読みやすさをすごく考慮してある本です。幻冬舎ってそんな感じですね。)

これ読んで、よーくわかったことがあります。

私1500円前後のビジネス書をよく読むのですが

(手にしている冊数でいったら月に50冊ぐらいあると思います)

本を読んでもビジネスやプライベートに生かせる部分は1~2割程度。

そして、個人で紹介しているマーケティング手法だとか、ロジックには、

はっきりいってまったく興味がありません。

興味がないのか、私の努力も実力も足りないのかはおいといて・・・

著者そのものに興味があって、本を読むことがやめられないのだとわかりました。

そもそもこちらの本を手に取ったきっかけは、

先日発売されたこの本の内容がとても気になったから。

東大×ハーバードの岩瀬式!加速勉強法東大×ハーバードの岩瀬式!加速勉強法
(2009/08/21)
岩瀬 大輔

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本屋で読んで、なるほど~という内容が満載だったのですが、

著者がどんな方が気になりました。

開成高校とか、東大在学中に司法試験合格、とか、ハーバードでMBAとか、

自分とはまったくかけ離れた経歴の方なので、

そんな方の勉強法が「凡人」に参考になるかしら・・と。

で、手にした「超凡思考」。

この中で、本のタイトルこそ出ていないものの、

こちらの本が紹介されていました。

これではっきり気づいたんです。

方法論より、「その人自身」に興味がある自分に。

岩瀬さんは、P&Gの和田さんの本を読んで、

商品の展開に関するヒントを得たりしたようなのですが、

私はそのあたりの発見はありませんで・・・・

和田さんの本を読んで実行にうつしたのは

ビルギット・コーラーさんのヴァイオリンコンサートに行ったことです。

和田さんのブログで紹介されているのを見つけて

参加したのですが、とても刺激的な時間でした。

(めったにヴァイオリンコンサートなんていきませんから)

岩瀬さんの本のなかでも、

本を選ぶ際のアドバイスとして「どういうバックグラウンドを持った人が書いているのか」「著者がどういう人か」をあげていらっしゃいましたので、私自身も岩瀬さんのバックグランドをこちらで拝見させていただきました。

「人間なんてほとんどがどんぐりの背比べで、それほど突出して能力の高い人なんてそれほど多くありません。。そのなかで自分が置かれている状況をどれだけ幸運と思えるかです。自分を客観視できるか、足るを知っているかがキーワードだと思います」

全体を通して、考え方・モチベーションの保ち方など「凡人」の私でも参考になりました。