今日ふとVoicyのラジオを聴いていて、気がかりだったことを思い出しました
社会派ブロガーちきりんさんの音声配信ブログ
2022/3/30 #536 教育改革の遅れがすべて
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2011年9月〜2015年11月まで
インドの会社が借りている中の上ぐらいのアパートで暮らし、
2016年4月〜2020年3月まで、
中流階級ぐらいのアパートで暮らした経験があります
もともと、途上国開発への興味が強くなっていた矢先に、
震災があって、やりたいことは早くやろうと思うと、
ご縁があったインドの会社で働くことにしたので、
スラム街へ足を運んで現地の保育園と言われるようなところへ
足を運んだり、その保育園を運営している教会の方たちと
お知り合いになったりしました
スラム街、とはいえ、インドに住めば見慣れた景色です
若い子供たちは、英語もちゃんと話せますので、
現地の人に話しかけて、あまり話しが通じないときは、
どこかの中学生を連れてきて英語で通訳してもらうこともしばしばでした
お年寄りや、子どもたちのご両親で英語に通じている人は
一般的には少ないですが、
スラム街にもキリスト教の教徒が集まるエリアでは、
それなりに英語が通じていました
つまり、スラムとはいえ、結構な人が英語を話せるのです
英語が話せれば、すべてバンザイ、というわけではありませんが、
可能性は大きく広がります
さらに、2016年から中流ぐらいのアパートに住んでいたときは、
自宅に冷蔵庫、洗濯機はないのに、
それでも子供を私立の学校に入れていました
近くに学校があるのに、朝6時過ぎぐらいにスクールバスに乗って、
English school へ通っていました
もちろんまだまだ生活に困っている人たちがいることは事実なのですが、
私達日本人感覚で生活が貧窮しているように思える人たちでさえ、
教育にはお金や時間をかけているようでした
おおげさに言えば私財をなげうってまで、とも言えます
スラム街や不便な生活をしている人たちを見ながら、
「この人達のために何かをしたい」という思いは
いつのまにかなくなっていって、
「この子達が大きくなったときに自分はどうなっているんだろう」
と、自分に対する焦りのほうが生まれました
インドの国そのものも、さらに経済力をつけているでしょうからね
今日のVoicyを聴きながら、そんなことを思った今日このごろです
4月からもう少しインプット、アウトプットしていきたいです