2021/8/4 「押韻が喚起するもの」

先月、研究会に参加してみました。

「インド文学と情動―音韻と歴史小説

http://www.tufs.ac.jp/ts/society/findas/archives/2846

内容については、リンク先の情報をコピペしただけです。

◯「押韻が喚起するもの」

ベンガル詩はその始まりから押韻とともにあり、伝統的に押韻なしで韻文を書くことはあり得なかった。近代以降、現代詩には無韻詩も導入されたが、ベンガル詩ではそののちも現在まで形を変えつつさまざまな押韻が使われている。この押韻によってもたらされるものはなんなのか、その考察の端緒となるものを提示したい。

◯「動乱文学とウルドゥー歴史小説家 ―情動という観点からの考察―」

インド・パキスタンの分離独立期を背景にして執筆された文学作品は日本では動乱文学と呼ばれてきた。私は過去にナスィーム・ヒジャーズィーNasīm Hijāzī(1914-1996)とエーム・アスラムM. Aslam(1885-1983)という歴史小説家を取り上げて、彼らの執筆した動乱文学作品について報告をおこなった。彼らを取り上げたのは宗教的アイデンティティから生じる情動が作家活動に色濃く反映されているからである。今回も情動という観点から複数のウルドゥー歴史小説家たちの作品を具体的に分析し、総合的な特色を明らかにしたい。

パワーポイントの事前共有もあり、かなり専門的な内容でした。

私みたいな人が参加してもいいのかしら、と思ったのですが、

オンラインのおかげで勇気を出して参加できました。

新しい知識が入ってくると面白いです。

いっぱい自分のなかに入ってくるとアウトプットも自然とできてくるような気がします。