マチルド、翼を広げ

普段まったく映画を観ません。今回、AmazonPrimeの特典で映画が観れるので色々検索してこちらを観てみました。

フランス映画。

フランス語の映画でフランス語字幕があるものがよかったのですが、日本のPrimeだと字幕はほとんど日本語のみですね。こちらの作品も日本語字幕です。

Amazonの作品紹介

★孤独ではみだし者のマチルド。はじめて出来た友だちは小さなおしゃべりフクロウ。

フランス、パリ。精神不安定なママの突飛な行動に振り回され、学校でも友人ができず孤独な日々をおくる9歳のマチルド。ある日、ママが小さなフクロウを連れてきた。驚くことに、フクロウはマチルドに話しかけてきた。度重なるピンチに、理知的な言葉を投げかけながらマチルドを守るフクロウはまるで守護天使のよう。幸せに見えたのも束の間、やっぱりママは騒動を起こしてしまう……。母と娘のユニークなエピソードが、ポップな色彩で、表現力豊かに描かれる本作。親子の絆を痛感させる切なくファンタジックな展開が、観る者に優しい余韻を残す。

★フランスで90万人動員の実力派監督・女優ノエミ・ルヴォウスキーが母に捧げた色彩豊かでファンタジックな自伝的物語。

母と娘のユニークなエピソード、「ユニーク」ってなんとなく楽しいっていうイメージがありますが、「唯一の」というのが英語としての意味なので、其の意味で「ユニーク」なストーリーでした。

主人公のお母さんはおそらく認知症にかかっていて、マチルダはまるで母の面倒をみる親のようでもあります。

淡々とストーリーが流れているので、途中何度もビデオを止めて半日かけてようやく観終わった、という有り体です。

ラスト10分ぐらいは、本日突然降った豪雨のような雨のシーンがあり、そのシーンによって私の感情も映画に移っていくような経験をしました。もし自分に娘がいたら自分は普通の親より面倒くさい人かもなぁ、なんて考えてしまいます・・。

映画や小説はもう長いこと触れる機会が減っているので、例え話ができるように今後はせめて有名どころは観ていこうかな、と考えています。もちろんそれは優先順位付けしたうえで、です。

それにしても、この映画にはフクロウが出てくるのですが、かなりの演技力で、フクロウ飼うの面白そうだな、という気になりました。