ひっさびさに、講演会へ。
勝間和代さんの『人生を10倍自由にするインターディペンデントな生き方実践ガイド 』 出版記念講演
人生を10倍自由にするインターディペンデントな生き方実践ガイド 「自立」〈インディ〉から「相互依存」〈インタディ〉へ (2010/12/10) 勝間 和代 商品詳細を見る |
講演会から帰って、
メモを見直しながら数時間前のことを思い出していました。
今回、いい意味でご本人から人生の余裕のような風格を感じました。
たぶん、子育てにまつわる苦労話を
正直に話してくださったからだと思います。
これまで書籍のなかで、「これは勝間和代だからできたことではありません」
とよく書いているのを読みながら
「いや、それは並々ならぬ継続と努力の賜物でしょう」とどこか自分とは突き放して読んでいました。
でも、今回の講演に参加して、
ご本人は本当に、これは自分だからできたことではなく、
学ぶことをやめなければ誰でもある程度の自由な環境に囲まれて
毎日楽しく過ごすことができるんだよ、というのを生の声を通して
皮膚感覚で感じることのできた時間でした。
私も10年後には、つらいときは「たんたんと歩いていけばいい」なんて、
自分の経験を通して伝えられるようになりたいですね。
キーワードはまさに「相互依存」(interdependence)
相互依存による人生の自由度、
もっといえば、その反対にある共依存がどれほど人生を苦しめるかを感じました。
年末のお忙しい時期に、
貴重な時間をシェアしていただき、まことにありがとうございました!
(講演会の最後にはドーナッツのシェアというおまけつき!!)
以下、メモしたことをいくつか抜粋。
(いくつか・・のはずが)
本の帯の写真はハイチで井戸をなおしている時のもの。
言葉がわからない人でもわかるようにTシャツに手を洗う方法などがかいてある。
(コレラになる理由は手を洗う、ということを知らないということからくる)
証券会社の社員で本を出したときは、名前は隠すように言われた。
当時思ったのは、自由度がない。
通信関係以外のことを話してはいけない。
本当はフリーの証券アナリストになりたかった。
やればやるほど、自分の力は2%。
一番大変だったのは、
■人とのジェラシー■
2009年 忙しくした。
社会調査として、いろいろやってみようと思った。
結論として、向き不向きがあるww
結局 ぬりえでしかない。
いろいろ塗ってみて、
はずれたところは黒くなる。
(本当は徹子の部屋みたいなのができると思っていた。
オプラ・ウィンリーが好きであんな風になれると思っていた。
彼女が涙ながら話すから会場が涙する。
自分にはその苦労がない。とても恵まれていた)
長期的に信頼をされる人とは、
無意識と意識的にやっていることに
隔たりがない人が長期的に信頼される人。
自分の無意識をしっかり理解して、
それを統合しないとうまくいかない。
欠点と利点は裏表である。
これを理解するのに40年以上かかった。
早口→ 頭の中の情報処理が早くて言葉が追いつかない。
EQ 数学処理能力
SQ 共感化能力
アパレル業界→いろんなことがなぁなぁで流れていく
カチカチとしたことが苦手。
(自分の会社の違和感ってそこかも。逆にいうと、強みにもできる??)
自分が知っていることがどれほどゆがんでいるかを理解すること。
自分たちが会話だと思っているものはほとんど会話ではない。
数字は歪みにくい。
想像力
・どれだけ未来のことを考えられるか。
・
貢献残高
相手に対してGiveができることは、
とっても幸せなことである。
人はみな凸でこ凹ぼこがある。
それを理解をするのに10年ぐらいかかった。
共依存 →できないところをみてほくそ笑む
相互依存 →できないところがあるんだから補っていくのがいい。
夫婦関係は相互依存が望ましい。
自立と相互依存 →人のせいにしない
自立とは、、マイナスもプラスも含めて自分で責任を負うこと。
DVの女性が抜けられない理由
→経済的に自立できない
コンプライアンス違反がやめられない
→会社から離れられない。
経済的自立と精神的自立 は裏表
相互依存 →できることは自分で
できないことは、他の人と協力しあって。
(相手のことを盗むのではなく、)
2008年 がーっと取り組んで
2009年 いろいろ引き受けすぎた
2010年 仕事の整理をした・
■長くつき合える人を見つける。
一人でも多くの人とつきあう。
相互依存の友達 → 自分から気づくことを待っていてくれる。異性の場合も同性の場合もある
仕事仲間、恋人、
→ある一定の利害関係があるから一緒にいる、というのが共依存
相互依存できる友人は1年に一人ぐらい。
(相手が犯罪を犯して刑務所に入ったら、、、というのも判断基準になる)
どうやって本当の仲間をみつけるか・・・
もっと学び続ける仲間。
自分がいろんなことを学べば学ぶほど、
いろんなことがクリアになる。
学びからしかでてこない。
自分で実践する。
どうやってグルメになるのか・・?
いろんなお店にいくしかない。
人間関係はどうやってつくるのか?
自分がいろんな人とつきあってみる。
自分の経験の組み合わせでしかできない。
アイディアは組み合わせでしかでてこない。
相互依存の相手。
→一番いい情報をもってきてくれる。
本当にいい本。→ひとから教えてもらった本。
共依存、相互依存の話は、
本当に自分が信頼してる人からしか入ってこない。
自分が信頼される人になる。
虐待をうけるようになると、皮膚感覚でわかる。
どことなく、口の動き、目の動きでわかる。
一緒にいると疲れる、という人とはつきあわなければいい。
たんたんと歩いていけばいい。
貢献残高が増えていくと、
お金が増えていく。
本人がやる気がないとやらない。
コントロールすればするほど、
うまくいかない。