夢をカタチに、孫正義LIVE2010 「志し高く」

昼休みに読んでて、

なかなか仕事にもどれなかった。

「孫正義 LIVE 2011」

ごらんになった方も多いのではないでしょうか?

私もなんとなくツイッターで知ってはいましたが、

実際に、文章に起こされたものを読んで「ははぁ~」と。

私はかれこれ12年以上ソフトバンクの携帯を使っています。

学生時代は、J-phoneからVodafone、そしてソフトバンクと、

ひとつのアルバイトをしながら、どんどん社名が変わっていったのを覚えています。

(余談ですが、私、学生時代すごくバイトしてたんですよね。

朝6時からホテルでベルガール、夕方からは間髪いれずに新聞社、

休みの日は、終日 携帯電話会社の契約受付の事務処理などなど。

月に20万以上いただいていたときもありました・・・)

孫さんは、本田宗一郎さんを尊敬しているとのことですが、

それを象徴するようなエピソードも。

2人のアルバイト社員を前にして、みかん箱、当時みかん箱っていうのは木の箱でした。この箱の上に乗ってですね、30年後の我が社の姿を見よ! ということで朝礼をブチました。

少なくともソフトバンクは30年後には豆腐屋さんのように、数の単位を一兆(丁)二兆(丁)と数えるぞ。

一兆二兆以下はものの数ではない!

1000億5000億はものの数ではない

一兆二兆と数えて初めてものの数だ!

そういう規模の会社にするぞ。

世界中の人々に情報革命を提供するんだ!

いうことで会社を興した。

ということであります。

ツイッターで会社も変わっていく様子がこんな風にわかります。

しかし、この3ヶ月間、ツイッターをはじめた。

ツイッターをやっていると、生の声が、お客さんの生の声が、毎日バンバン来る。

いろんなことを、いいこともたまには言うけども、それよりなにより、電波つながらないよボケーッ! 何とかしろー!

こういう声がいっぱい書かれる。

胸がグサーッ! と来るわけですね。

iPhoneすばらしい。ソフトバンクホワイトプランもまあいい。でも電波つながらなきゃしょうがないだろう。

と言われると、あーッと胸が。

なんかこうちょっと激しそうなことをたまに言ったり、いさましいことを言ってNTTと戦ったり、でもつながらないぞーと僕も心が痛む。グサーッ! と。

そしたらなんとかせにゃいかんと。

私も自分のミッションは似ているのに、

孫さんのようにいかないのは、

目標がちょっとぶれたりしているからですね。

金を残すより、

名誉を残すより、

人を残したい。

人に志を残したい。

見も知らない知りもしないどっか遠くの国の、カンボジアかどっかの山ん中のどろんこに顔を汚した5歳くらいのちっちゃな女の子が笑顔で天を仰いでいる。

誰に感謝していいか分からないけど、ありがとうとつぶやいている。

そんなことができたら、自分としては幸せかな。

そう思うと、やっぱり最後にもどったのは、究極の自己満足。

自分が満足するために仕事をしてるんだ。

究極の自己満足というのは、自分のエゴのための満足じゃなくて、自分の物欲とか名誉欲とかじゃなくて、自分の究極の自己満足は、わけのわからない、どこか遠くにいる人から、名前も覚えてもらってなくてもいいから、感謝を一言ちっちゃくつぶやいてもらいたい。

それだけで満足だ。

というのが、僕の最後の結論です。

ソフトバンクの イコールのロゴ。

あれって、海援隊の旗のマークだったってご存知でした?

今、坂本龍馬がブームですが、

孫さんは坂本龍馬の「龍馬がゆく」を読んで人生が変わったんですよね。

私は人生が変わるほどのことはまだないのですが、

マザーハウスの山口さんは、今の人にとって、

孫さんや、坂本龍馬に匹敵するような方だと思います。

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山口 絵理子

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私の場合、将来これをやりたいから、

今からあれをやろう、これをやろうとなって、

集中できていません・・(よね?きっと。このブログを見ればわかる??)

もう、スタートからだいぶ先をいってるような人もいるから、

自分もそこまで早くいけるようにしなきゃ、とか、

あれもできてる人がいるから、自分もそれくらいはできるようにならないと!

とか、とにかく自分の中であせってばっかりです。

もう30過ぎたんだから、35歳までには、

仕事でこれくらいのことをなしていたいし、

そうなれば、もちろんプライベートも、あれやこれや。

もし、私がこういったかたがたの言葉を20代のときに

聞くことができたら・・・

と思うこともあるのですが、たぶん20代のころに聞いても、

「そういう考えをもって生きている人もいるんだなぁ」

とどこかで割り切っていたと思います。

それに、20代にもそのような講演には足を運んでいたりしたし、

ビジネス書も読んでいたように思います。

(私が、大学に入って一番最初に読んだのは、

高杉良の『青年社長』でした。ワタミ渡辺美樹社長の話)

30過ぎてあせりだして、

私も行動や信念に落ちてきた、というのでしょうか。

それよりは、これまでの自分の選択に対する責任といった感じで、

自分の道がちょっとずつちょっとずつ。

ちょうど、「自分を変えたいときにすること」という人気エントリーもあがっているのでご参考まで。

私は、今週は、朝はカフェで、夜は本当はもっと取り組みたいことがあるのですが、いまひとつです。

(本当はスタバとか行きたいのですが、たいてい7時オープンなので・・)