3%の消費税が懐かしい→「女子大生会計士の事件簿DX2」

こちらで読んだ第一巻が、意外に面白くてですね、、現在3巻目読んでいます。

女子大生会計士の事件簿〈DX.2〉騒がしい探偵や怪盗たち (角川文庫)女子大生会計士の事件簿〈DX.2〉騒がしい探偵や怪盗たち (角川文庫)
(2004/11/25)
山田 真哉

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今回は角川文庫さんのものを手に入れました。

文庫のほうが、ストーリーが2つくらい多いのだとか。

正直言いますと、第一巻のほうが全体的に面白かった。

なんか、2巻はストーリーによって、トリックがイマイチな感じがあります。

でも監査ファイル6の「数字の話」は面白かった。

消費税が3%のときの話が出てきますが、「あーなるほど、数字のプロはそういう風にお金を見てるんだなぁ」と思いました。

著者の山田さんって、神戸の方なんですよね。

この「数字の話」では、神戸のルミナリエが舞台になっています。

主人公の萌実ちゃんが、お姉さんを震災でなくしてしまったことがきっかけで、お姉さんがなりたかった会計士の仕事を目指したのだとか。これって実は著者のこと?

私、茨城に生まれて、今は東京で働いていますが、

同年代の関西人と一緒に生きていくためには、相手の2倍は一生懸命やらないとなぁと思います。彼らは高校時代に神戸大震災を経験していますから、生きる意志というのが、違う気がする。(はっきりとそう言っている人に会ったことはないので、藤原紀香さんの「藤原主義」の影響だと思います)

インサイダー取引についても、ちょっとわかりました。

冒頭にも書きましたように、現在3巻目読んでいて思いました。

「これはちゃんと巻をそろえて読んだほうが楽しめる」

3巻になると、2巻で出てきたストーリーの登場人物がいきなり入ってきたりして、知らないと面白さ半分になってしまうかも。