東芝の英断→「じゃんけんはパーを出せ!」

映画「ビューティフル・マインド 」を見たときから、興味があった「ゲーム理論」。学生時代に、新書読んだりしましたが、当時は「ゲーム理論って、囚人のジレンマみたいなもんかなー」くらいの知識しかありませんでした。

これは、分かりやすいですね。

じゃんけんはパーを出せ!~ビジネス解決力が身につく「ゲーム理論」~じゃんけんはパーを出せ!~ビジネス解決力が身につく「ゲーム理論」~
(2008/10/06)
若菜 力人

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「じゃんけんではパーを出したほうが勝つ確率が高い」という話から、

マトリクスを使って、いろいろなケーススタディが紹介されています。

「戦略的に考えることをゲーム理論というのかしら?」と読み終えたあとに思いました。

それくらい、「ゲーム理論」ならこう!という思考方法ではなく、「普段の生活の中で」体験しているものを理論的に考えよう、くらいの手軽に読める内容でした。

私は、

1、での東芝ソニーの次世代DVDの話

3, の、「なぜオタク男は子孫を残せるのか?」(私、どちらかといえば「理系男子」好きなので、この話は抵抗することなく納得)

5,の「普通の女性がセレブになる方法」での「賢女はセレブをめざす」というのも、うんうんうなずきながら読みました。(出会ったときからお金たくさん持ってる人にはあんまり興味続かないし・・)

と、読み物として面白かった。

これを読んで、「ゲーム理論って、SWOT分析みたいなもんかなぁ」と思いましたが、

それでは理解が甘いんでしょうなぁ。

2009年は、自分の思考フレームワークを鍛えるためにも、

この「ビューティフル・マインド」じゃなかった、「ゲーム理論的思考」は意識していこうと思います。

この本で、著者が、アクティブ型ファンドよりインデックス型ファンドを薦めているように感じたのは私だけでしょうか??