シナプスがはじける脳内体験

本日は山本高史さんの「案本」を読了。

こちらの記事で「どーしても気になる」と思って購入したのに・・・本棚にディスプレイされたままでした(反省)。

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この本、さすが電通クリエイティブさんだ出したものだけあって、

インパクト大(「インパクト」を三回言うやつを信用するな、というお題ありますけどね)!

本文も、ちょっと変わった白地に、ちょっとおしゃれなブルー。

(全体の雰囲気が「ほぼ日」っぽいなぁと思ったのは私だけ?)

文章の書き方が、ブログ風なんですよね。誰かに話しかけているようで、ただの一人完結文章。

この書き方、面白い。これから折に触れてまねしちゃおう思います。

この本、「案本」なんてタイトルついておりますが、

脳内体験がテーマ。

で、ここで山本さんの言う「体験」の定義が、

「どう感じたか、何に違和感を持ったか、何に感動したか、それはなぜか、なにを発見して、どんな感想を持ったか」

「経験は脳を動かして脳に刻む」

はい、最近私もはまっている「脳」!を使えってことです。

クリエイティブといっても、奇抜すぎてはクライアントに受け入れられない、

誰も考えはするが、誰も考えつかなかったものが「選ばれるユニーク」。

普通を突き抜ける!その際につかう、アイテムが「脳内アングル」と「脳内ツリー」

このアイテムこそ、まさにマインドマップ!なんです。 

中心に課題、そこから「脳内アングル」(考える経験を増やす)→「脳内ツリー」(想像力を使ってアイディアに到達する)

ちなみに、コピー用の話はありません。というのは、コピーにしか使えない発想なんて使えないから。

人間の主観=偏見 偏見のコレクション、って誰かいってたな。あ、アインシュタインだ!

常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。

偏見もたくさん集まると、俯瞰して妥当性をみつけだせる。

やっぱり、年を重ねるって、全体を見渡せる力がつくってことですね。

ちなみに、今フォーカス・リーディング を読み、少しずつ実践しているので、この本、会社に行く途中、歩きながら読んでみました。(「立って読む」ことと「正座して読む」ことがいいらしいので)

結論:なれない道ではやってはいけない度 120%

理由:集中しすぎると、横断歩道にぶつかったとき危険!

でも、新鮮。広い部屋だったら歩きながらの読書はできそうですね。

もっと早く読んでおくんだったなぁ~

アングルを広げるヒント p167

・「関係者」というアングル

・「中身」というアングル

・「時」のアングル

・「働きかけ」のアングル

・「もしも~」のアングル

・「~できる」のアングル

・「異論反論」のアングル