どうしても今日はこの本を案内したかった・・。
本日、見事私の母校が甲子園出場を決めました!
7月24日通り (2004/12/21) 吉田 修一 商品詳細を見る |
え~っと、甲子園のほうから。
私の出身は、ちょこちょこ書いておりますので、ここでは伏せるとして・・。
私、中学3年生の夏に、地元の高校球児の大ファンになりまして、
その後、周囲の大反対を押し切って、その高校へ入学しました。
往復4時間かかる通学で、私立だったため高額な学費がかかってました。
本当にわがままで、親には申し訳なかったなぁと、働くようになって自分の月給みながら思います。
高校時代は、必死に勉強してました。
もちろん電車の中では、英単語・古文単語の暗記しまくってましたし、
高校時代には、ボーリング一回いったきりで、遊んだことがありません。
(なので、地元を出て「カラオケいったことない」と言ったら、「どこ住んでたの?」ってよく言われました)
そんな勉強にあけくれた毎日でしたが、高校3年の受験真っ只中になって、
「大学いきたくない」病?になり、いろいろあって(なくて)、とにかく上京しました。
まぁそんなこんないろんなことがあって(そりゃ人生ですから)、
大学も卒業して、働いてます。
ちなみに、今回の本の作者と一緒の学校です。
はい、本題。
なんてったて、本日は7月24日ですからね。
この本は、長崎が舞台なのですが、主人公が、長崎の街をリスボンになぞらえているところがちょっと素敵。ストーリーも全体として、気持ちがいいです。
と、、実は今となってはあまり内容を覚えていません。
連休中に妹に貸したりしていたのですが、私にとってこの本から得たのは、
こちらの部分が大きかった気がします。
小説の中でたしか2回ほどでてくるフェルナンド・ペソアの詩
不穏の書、断章 (2000/10) フェルナンド ペソア 商品詳細を見る |
文学は、他の芸術と同様、人生がそれだけでは十分でないことの告白である。
生きるものと 人生
どちらの側に 河は流れるのだろう
偉大であるためには 自分自身でなければばらない
なんであれ 誇張せず 排除しないこと
「7月24日通り」で出てくるのはこちらなんですが↓、
一冊家において、時々ぱらぱらと眺めるのもいいもんです。
ポルトガルの詩人ってめずらしくないですか。
捉え方によっては、シニカルなものもあって面白いのです。
ポルトガルの海―フェルナンド・ペソア詩選 (ポルトガル文学叢書 (2)) (1997/01) フェルナンド ペソア 商品詳細を見る |
今回抜粋したのは、小説にでてくる詩とは違いますよ。
追記:2011年の7月24日にテレビがデジタルにすべて切り替わるんでしたね。こんなAmazonで検索してこんな本があったので・・・2011年7月24日 テレビが突然消える日 (朝日新書52) (朝日新書 (052)) (朝日新書 (052))