すでに読んだかたも、
まだ読んでいない方も、
時間のあるゴールデンウィークにぜひ手にとってみてください。
さしずめ、
ジジが 私
モモがくまちゃん
カシオペイア がこちらの亀といったところでしょうか。
(以下、マイスター・ホラ=亀で)
「masa は最近、いつも『できない、できない』っていってるね」
「時間が足りないって」
「目標設定が間違ってるのかな?」
「かめさん、どうしたらいいと思う?」
「”ひとりひとりがそれぞれの自分の時間を持っている。そしてこの時間はほんとうにじぶんのものであるあいだだけ、生きた時間でいられるのだよ”」(『モモ』より抜粋)
「masa は自分の時間を生きてるの?」
「”光を見るためには目があり、音を聞くためには耳があるのとおなじに、人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、もしその心が時間を感じ取らないようなときには、その時間はないもおなじだ”。masa にはその心はあるかな?」(『モモ』より抜粋)
「masa、 気になる人がいるみたいだから、、、きっと『時間の花』ももってるんじゃないかな」
「楽しいと思うこと、むちゅうになれること、夢見ること・・・それならあるよ!」
「"あの音楽はとってもとおくから聞こえてきたけど、でもあたしの心の中のふかいところでひびき合ったもの。時間っていうのも、やっぱりそういうものかもしれない"」(『モモ』より抜粋)
「なんかよくわかんない・・・」
「”それを話すためには、まずお前の中でことばが熟さなくてはいけないからだ”」(『モモ』より抜粋)
「”待つこともできなくてはいけないね”」
「”ことばがお前の中で熟しきるまでには、それくらい長いときが必要なのだよ。それだけ待てるかね!”」(『モモ』より抜粋)
「ねぇ、それってmasaが最近言ってた『誰かの心に種を植える』ってこととつながる ?」
「そうだね。つながる気がする」
「masa 、待てるの?」
「masa はただ待つことはできない。だから、今自分にできることをするよ」
「ふーん」