BOOK LOVERSというラジオ番組で、山田真哉さんが話しているのを聞いて、面白そうだなぁと思って手に取りました。
(30代の女性が書店で手にするのは、若干抵抗あり!)
「ビジネスなんて知識じゃなくて、考え方なんだ」
山田真哉さん監修
もえビジ 会計RPG 密室の女子大生会計士 (2008/11/19) 藤原 萌実 商品詳細を見る |
こちら本の帯に「99.7%犯人はわからない!」なんて出てるのですが、
「絶対犯人は、○○でしょー」と思いつつ読んでいました。
先ほどの、ラジオ番組で、山田さんが「コンビニにおいてある、レシートの箱から会計を読み解いていったりするんです」などとおっしゃっていて、「????」だったのが手に取った理由。
正解に関しては、「えー、そうなの?」という感じ。
本当にそのためにおいてあるのかはわかりません。どうなのでしょう、業界の方。
そこまで考えているのかな、だとしたらすごいと思う。
私は、コンビニのレシートって、お店のレジだったり、店の外のゴミ箱から出ていて、汚れているからかなぁとこの本を読むまでは思っていたのですが・・。(←この考えははずれー)
次、これいかが?
「人によくおごるAさんと、人からよくおごられるBさん。
どちらのほうが出世すると思うか」
はい、これ、もちろん(?)「よくおごるAさん」だと思いますよね・・??
はずれー。正解のためのヒントは、
「値引くほうは覚えているが、値引かれるほうは忘れている」(情報の非対象性)
このストーリー、主人公の見習い会計士が密室(?)にある者に閉じ込められ、
そこで出題された問題に対して、読者も選択をしながら読み進めていく、というものなのですが、
ラストで、犯人がわかり、、、
「なぬーっっ」
でした。かなり。
えぇ、読んでいれば、ほとんどの読者が○○だ、と思うのではないでしょうか?
読了感としては、アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった 」を思い出させるよな、ある意味反則技です。
テレビドラマ化されているのを宣伝するために、この本を書かれたそうですが、
正直、書店においてあるだけでは買わなかったと思います。
だけど、山田さんがラジオで話しているのを聞いている勝間さんがなにかと驚いていたので、買ってしまいました。
この手の本に、中・高校生のときに出会っていたら、
私、会計士になってたかも。(私は、理論(理屈・・?)と規則が好きなようで・・)
今からでも間に合うかしら。
■おまけ
ラジオで、山田さんがこれまた興奮気味に話していました。
とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス) (2007/05/02) 河合 克敏 商品詳細を見る |
書道部の話のようなのですが、本屋でちらりと立ち見しましたが、
山田さんがおっしゃるほどの面白さは、「ちらりと」読んだだけではわかりませんでした。
私も小学生の頃は書道しっかりやってましたけど。
夏休みや、冬休みは、母と妹2人みんなで習字をやっていました。
習字教室に通っていたときに、筆をもっていくのを忘れてしまい、母が言った今も忘れられない一言。
「そんなの、戦場で弾入れ忘れるようなもんだ!」
以来、家を出る前によくこの言葉を思い出します。