泣きながら読みました→「P&G式 世界が欲しがる人材の育て方」

BBMの土井さんがお薦めしていたころかた気になっていたのですが、

先日セミナーに行ったときも、改めて推薦されていたので、

女性リーダーのビジネス、という観点から参考になることはないかと思って買ってみました。

P&G式 世界が欲しがる人材の育て方―日本人初のヴァイスプレジデ</p>
<p>ントはこうして生まれたP&G式 世界が欲しがる人材の育て方―日本人初のヴァイスプレジデ

ントはこうして生まれた
(2008/08/22)
和田浩子

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この本、買って電車の中でページを開いて、胸がつまりました。

読みながら、自分の中で、3種類の「泣き」が入っていました。

1、自分自身の仕事スキルとP&Gスタイルを比較したときの、くやしさの「泣き」

2、目頭が熱くなる、感動の「泣き」

3、和田浩子さんというのDNAへの「泣き」

この本は、次の文章で始まります。

「両親へ

始まりはあなた方のDNAです。」

この言葉を電車の中で見つけて、とても熱い気持ちになりました。

そして、翌日ずっと、この言葉を頭の中で反芻し、親や友人を思い出して、

涙が止まりませんでした。

私の場合、「両親へ 始まりはあなた方のDNAです」に加えて、

       「友へ  きっかけはすべてあなたとの出会いからです」という言葉がずっとあって、

和田さんの本を読み進めるのに、とてもドキドキしました。

なにか、自分の思っている言葉を言い当てられてしまうようなそんな気持ちです。

1、自分自身の仕事スキルとP&Gスタイルを比較したときの、くやしさの「泣き」

P&G は、「P&Gから何を持っていってもわってもかまわない。

人とブランドさえ、残れば、いつでもP&Gは復活できるだろう」という言葉が信念であることが実感できるような人材育成をしているとのこと。

上司の評価の50%に、「部下の育成」が入っているため、

自分だけがスキルを伸ばして行くだけでは、昇進できない。

「自分の仕事をとられるような部下を育てなさい」という育成方針。

部下の「やる気」を育てる!」という本の中にあるように、

「あの人の下で働くと急に成長する」といわれる上司になろう、ということです。

この考えは自分の中で今までなかったのものです。

職場で、家庭も仕事もしっかりやっててすごいなーと思う女性や、

あの人は、毎日のように仕事にきて、仕事好きなんだなーと思う上司はいますが、

そういう人の下で働きたい、とか、私自身が部下にそのように思われたい、と思ったことはありませんでした。

これは、私自身が、今仕事の取り組み姿勢で課題にしているところのものです。

先日小宮一慶さんの「なぜオンリーワンを目指してはいけないのか」の著書の中にもあったのですが、

「和気あいあいではなく、切磋琢磨」

という姿勢が、あまりなく、つい他の人には甘くみてしまうことが私の働くスタイルの問題点でもあるように思いました。

そのため、まずはできることから、と、

若手の社員の方には、Excelの関数を使って入力の効率を上げる方法を教えるようにしています。

私自身もまだまだ不勉強なので、かなり厚めの本を買ってきて活用するよう、まずは一歩はじめました。

切磋琢磨、とはいきませんが、

若手の人の表情がかわってきてるように思うのですが、これは私の受け取り方次第。

この現状に対する、自分自身の受け止め方、に対しても、

和田さんが実行されていることは、とても参考になりました。

P41 暗黙の了解も自分次第

「そういうものだから仕方がない」と止まってしまうのではなく、

その規範を受け入れている自分を意識するのです。

その上で、自分自身の問題として、ここは受け入れるか受け入れないかを選びます。

場合によっては、積極的に声を上げてでもそれまでの暗黙のルールを変更して欲しいと思うかもしれません。

お茶当番を頼まれて、「まぁいいか」と。

うまくいっていないビジネスを見ると、これは誰がやったのだと責めたり、

前任者のプランを頭ごなしで否定する場合があります。

けれどもそれよりもビジネスの状態を把握して、ターンアラウンドさせるためにチームの力を集中することが大切です。p188

あ、あ まだ 1と3しか書けていないのに、時間が遅いのでもう寝ます!