2023/05/18 【読書】『サステイナブル・ライフ』

アフリカかぁ〜

 

アフリカで企業された方のストーリー

 

 

私自身もインドで生活していたときに感じていたことが文字に起こされている感じで、親近感をもって読みました

 

ちょっと長くなりますが、以下抜粋

「なんでって、あんたのお母さんがあんたを生まなければ、あんたは今ここにいないでしょう。だから、あんたも生むのよ」 それは、意外な答えでした。てっきり、「子どもはかわいいから」とか、「子どもを産むのが女の幸せよ」と言われるものだと思っていたからです。 まるで、「あんた、今、ここにいられて幸せでしょう。だからあんたも、そんな一人を送り出すのよ」と言われているように感じました。 彼女の言葉には、当然のように、今この世界にいることへの無条件の喜びが前提にありました。 生きている、今ここにいることに意味があるのだと。 ガーナでは、生きる意味を考えながら生きる人なんて、まずいません。みんな、ただ、今日一日を楽しく暮らしています。生きる意味なんてないのです。だって、生きていることに意味があるのですから。 当たり前のように、究極のマインドフルネスに生きる人たちがいました。 ぶっきらぼうな物言いでしたが、「この世界に生きる喜びを繋げることができるのならば、繋いでいくのよ」という意味なのかもしれません。 そうであれば、妙に納得できます。これまで聞いた子どもを持つべきだというどんな意見よりも、すとんと胸に落ちました。

 

「本当の悩みっていうのは、身が危険に晒されるとか、安全に眠るための屋根がないとか、今日食べる物がないとか、そういうことを言うんだよ。そういう悩みがないと、先進国に住む奴らは、自ら悩みをつくり出すんだから」 

 

 

「いたずらに謝罪を求めたくはありません。 残忍 な過去の行為から学んだら前に進みましょう。 そし て、人権尊重のために闘いましょうと言いたいので す」 と。 過去に固執せず、 許し、 前を向く力は、ア フリカの底力ともいえる魅力で、 その美徳を象徴す る品位ある答弁です。

 

人は、自分の力ではどうしようもない、 コントロー ルできないことに遭遇したときに、人智を超越した ものである神を頼るのです。 だから、 住環境が厳し い地域で暮らす人たちには、 信仰が支えになってい るのです。

 

タイトルから環境問題に関する本かと思いましたが、

社会起業家(っていまは言わないのかな)の

精一杯人生に向き合う熱い本でした。

自分もそこに並べるよう努力したいと思った

今日このごろです

 

 

いまならKindle Unlimited で読めます

 

 

ちなみに、著者の方がガーナでビジネスを始めた、

モリンガのパウダー、

スーパーフードとして話題だった時期もあるように

記憶しています

 

私がインドにいたときに、

モリンガパウダー何度か試しましたが、

青汁みたいで苦手だったんですよね・・