岸氏の別の本も読んでみました
こちらの本での対談が面白かったので。
本を開いてすぐに、とても同感する癖について
書かれていました
私には幼稚園ぐらいのときに奇妙な癖があった。
路上に転がっている無数の小石のうち、
どれでもいいから適当にひとつ拾い上げて、
何十分かうっとりとそれを眺めていたの だ。
広い地球で、「この」瞬間に「この」場所で
「この」私によって拾われた「この」石。
そのかけがえのなさと無意味さに、
いつまでも震えるほど感動していた。
私は、”感動”したりすることはありませんでしたが、
ど田舎の子供でしたので、なにか自分のなかの
特別なことを見出したくて、同じようなことを
考えていました
この本を読んでから一週間ぐらいたちますが、
時々、この本の中で出てきた
ミュージシャンを目指す学生の話しなどを
何となく思い出して、自分のことについても
考えたりしている今日このごろです
岸氏の本、こちらも気になって図書館で
予約してみたのですが、50人近い予約待ちでした
先日たまたま本屋さんでこの本を見つけたのですが、
広辞苑より分厚い本で、専用の袋も一緒に置いてありました
人の声を記録するのって自分のことより
面白そうですね