布団しか売ってないTHE布団屋さんで購入しました。
昔からあるという直営店のお店。
入り口の扉が横に引くタイプのものだったんですが、それは手動式。
大通りに面したところに立っている店舗ですが、これまでまったく存在に気づいていませんでした。
店舗には、おそらく亭主、もしくは亭主の息子さん、もしくは亭主のお孫さんが好きだと思われるB'zのコンサートグッツが飾られていたりしました。
購入を決めてから、おじさんが在庫を調べている間、旦那と二人で麦茶を飲みながらのんびり待ちました。
親戚のおじいちゃんの家に帰ってきたかのような、のどかな時間でございました。
数日後、その布団屋さんを車で通りかかりました。
亭主のおじちゃんが布団のクリーニングの依頼を受けてか、トラックから布団を出していました。
ちょうど布団屋さんの家のところに信号機があるので、信号で停まって様子を伺ったりしてしまいました。
帰り道もまた同じ信号で停まって布団屋さんを眺めていました。
ただ布団を購入しただけなんですが、地域に新しい知り合いができたような気分です。
ものすごく人のいいおじいさん、おばあさんだったので、これまで騙されたりしてきたんじゃないかと余計な心配までしてしまったほどです。
同じ商品は大型店でも販売していたのですが、もしそこで購入したりネットで買っていたら、こういう気持ちにはならなかったろう、と思います。
「モノより思い出」というのを思い出しました。
ネットで購入するのは便利で、自分も活用してますが、
モノとの付き合いについて考えされられる出来事でした。
そういう思い出の買い物ってこれまでもいくつかあったなー、と振り返るお盆シーズンでした。