自分は日本生まれの人間で、日本でずっと生きてきて、
今インドで、過去に戻ってきているような感覚の日々です。
ムンバイでの生活は、
「日本の戦後ってこんな感じだったのかな」と思うことが多いです。
最近は、自分がどの時代に生きているのか感覚がわからなくなるようなときがあって、
今の生活は10年以上前の自分が経験しているような感覚さえ思えます。
疲れているせいもあるのかもしれませんが、
本当に、「昔昔の日本」を生きている気分です。
私は大学時代からお金を貯めて海外に出るのが唯一の楽しみのようなところがあり、
好きなのはヨーロッパ、とくにフランス、さらに言えば何だかんだでパリ、と思っていました。
ふと、日本から他の国へ出た時のことを思っていると、
インドでの環境や景色は、自分が日本以外の国に期待しているものとは明らかに違うのです。
現地との交流が強いからなのか、
ここにいるときの自分は、「日本からきたよそ者」という意識はありません。
仕事をしているからかなぁ・・・・
と思うのですが、職場では「よそ者」と感じています。
なんとなくそんなことを書いてみました。
こちらで日本人のお客様と接していると、
「日本人ってこんなだったかな」と思うことが多いです。
残念だなーと思って、「だから自分が頑張って日本を!」
みたいなことは全く思えません。
「インドから頑張るぞ」という感じです。
自分のコンプレックスからそう思うのかもしれないし、
ここでならできるような気がしているのかもしれません。
日本語が意味不明ではありますが、
私は元気に生活していますので、ご安心あれ。