Monsoon 25week

なぜか夜になるとこのブログにアクセスするたびに、

ネットがダウンしてしまい、まただいぶ間が空いてしまいました。

インドのムンバイでも、先週からモンスーンがスタートしました。

最初の雨は6月7日、それから急に気候がかわり、

これまで8カ月以上雨がなかった生活から変わりました。

まだ本格的に大雨の日々ではなく、

晴れの日もあります。

雨の日が楽しくなるように、傘とレインコートを買いました。

最近は休日もあまり外出せずに、

比較的家でぐったりしたり、街のカフェなどでのんびりしています。

暑すぎて、外を出歩くには勇気がいりました。

電車で街中に出ようと思えば、満員電車で苦しい思いをすることになります。

(インドの電車はすべてに女性車両があります。

10つぐらいのうち3つは女性車両です。女性車両のほうが、

男性車両より苦しいのではないかと思うことさえあります。

降りるときには喧嘩状態になることもしばしばあります)

インドに対する不満や、インド人に対する不満ももちろんたっくさんあります。、

それが、「インド人に対する」ものなのか、「インド人のうちの誰か」に該当する者なのか、

「インド人のうちのどの階層に属するものなのか」と考えると、

人として責められるものではなく、生きる環境上手段がないための行動である、

と理解されることもあります。

しかし、私はそのどういう理由で彼らが、もしくは彼がそのような行動をとるのか、

ということは決して安易に理解されるものではありません。

私も理解していません。

ただ、私がわかっていないことが多すぎる、ということをインド人に責められ、

言われ続けた時は、なかばぼーっとしていました。

1日たって、相手が言いたいことがなんとなくわかったという段階です。

私はこれまで仕事以外の場所で、現実を見ようとしてきたわけですが、

トライすることさえしていないと責められました。

インドまで来たのにと。

他の人が何かやってくれるって考えるのはおかしいんじゃないか、

と思ったりもします。

なんで私のことを日本代表みたいに扱うんだ、と思うこともあります。

外の世界や遠い場所ばかり探していて見つからなかったものが

家の中や身近な所に見つかる、というのは

「足るを知れ」

というような意味では

少なくとも今週は、ありません。

未来から来るドラえもんは、

のび太の机の引き出しから出てきますが、

今週起こる事はたぶん

そんなイメージと重なるんじゃないかと思います。

牡羊座 2012/6/18-6/24の空模様。

最近は一週間に1つはNGOを訪ねることにしていて、

今週は夜間学校に行ってきます。

正直、何もやっていないのは事実なのですが、

私は多分一般レベルのインドのことくらいしかしらないので、

もう少しいろんなインドの一面を身近な土地の中で知っていきたいと思っています。

仕事が毎日毎日本当に苦しくて、

先週は、さすがの私も会社の壁にけりを入れたりしていました。

決してよいことではありません。

先日、日本のグローバル化について考えるといったustreamでの配信を見ました。

日本がインドや中国のような安い労働力になっては困ると。

日本のように物価が高いところでは、確かにインドのような国の給料ではやっていません。

それでも、なんで同じ技術やサービスを提供しているのに、

給料に差があるのだ、と思うのは当然です。

片方は同じ仕事をして海外旅行にも行き放題で、

もう片方は同じ仕事でも地元を旅するのが精一杯、

海外なんてとてもじゃないけどいけないのです。

私はいつも何かあれば弱者の側を味方していて、

それは誰かに対して優しいといった意味ではなく、

強者が好きではないのです。

私自身がなにか強者であることを恐れているのかもしれません。

お金持ちであることとか、権力があるとか。

ただ、インドの人と話しをしてきて、

頭にくることばっかりで、ふざけるな、と思うことも多いです。

それでも、やっぱりインドから何かしていきたいという気持ちを

日に日に強くしている今日この頃です。

では近いうちに。