こちらで、「自分にとってバイブル」といえるような本に出会ったと書きましたので、紹介しておきます。
弾小飼さんのブログでも紹介されていましたので、詳しくはそちらを見ていただくとして・・。
幸福論というと、ヒルティ、ラッセルとならぶ三大幸福論のひとつです。
アランの幸福論を読んでから他のを手にしてみましたが、ちょっと堅苦しい文章ということもあり、
このフランス人哲学者の語る幸福論が一番しっくりきます。
このおかげで、ほとんどの自己啓発書、格言本、
さらには勉強本などなどを手放したといってもいいでしょう。
それくらい、文章がきれいで、わかりやすいです。
どんな言葉が気になる方はまずはネットで検索してみてください。
デスクの上に一冊置きたいのがディスカヴァーさんのこちら。
毎日読んで、自分にしみこませたいと思っています。
(以前、1年ぐらい『
バルタザール・グラシアンの 賢人の知恵』を会社のデスクの上の置いて、
毎朝ひとつ自分との約束をして取り組んでいた時もありました。)
アランの幸福論 (2007/12/15) アラン 商品詳細を見る |
全体の文章がどういったものかをじっくり読みたい方は白水社のものがおすすめです。
装丁が整っていて読みやすいです。
岩波文庫からも出ていますが、フォントや文字の置き方がこちらと比べると読みづらいかなぁと
思うので。(お値段がだいぶちがいますが)
幸福論 (イデー選書) (1990/10) アラン 商品詳細を見る |
今、本を裁断してスキャンしているのですが、
本の表紙を切り取った時点で、もう「本」としての価値はなくなっているように思います。
ただの「情報」になってしまいます。
まだ「本」として売り場にたたずむ装いから
何を買おうか迷っているアナログな自分を大切にしたいと思う今日この頃です。