ピース ウーマン (2009/10/19) アンゲリーカ・U・ロイッターアンネ・リュッファー 商品詳細を見る |
ノーベル平和賞を受賞した女性たちのことば。
「幼いころ、私は美しい人になりたいと思っていました。しかし、神は私を美しくお創りにならなかったことをすすぐに理解しました。次に、知的で優秀な人間になりたいと思いました。しかしこれもまた神の意図されるものではないとわかりました。そこで私は善い人間であろうと決めたのです」
「社会構造は社会のルールに従って創られるが、道徳的な問題については、個人は大衆に従うのではなく、必要に応じて常に古い価値観を壊さなければならない」
(夫について)
「最後の審判の日の朝に目覚めたとしても、彼と一緒に過ごすことしか考えられない。私のもっとも親密な友人、永遠を耐えることのできる唯一の人物、私にいつも刺激と元気を与えてくれ、ともに世界の変革を目指す仲間」
アルバ・ミュルダール
アウンサンスーチーさんがノーベル平和賞を受賞したときの講演。
代理 アレクサンダー・アリス
彼女(アウンサンスーチー)は「最も根本的な革命は、魂の革命」だと述べ、
彼女の言う「完遂という理念、物事を達成したいという欲望、そのための道を模索する知性、そして、あえてその道―目標まで続いているかどうかはわからなくても、個人的束縛や生活環境の制約は乗り越えて進めるような道―へと踏み出す意志」にかかっています。
彼女はこうも言っています
「人生をまっとうするには、他者の求めに応じて責任を負う勇気を持たなければなりません・・・・・人間は進んでこの責任を引き受ける必要があるのです」
高い教育や技術、経験、そして権力を授かるという特権を享受してきた人々は、次世代のリーダーシップのロールモデルにならなければいけません。文化は、共同体のなかで政治的、経済的、社会的生活を送るうえで、中心的役割を果たします。実際、文化こそが、アフリカの発展における失われた環(ミッシングリング)なのかもしれません。文化は変化しつづける存在で、女性性器切除のような退行的伝統を意識的に打ち捨てながら、有用で善い面を継承することで、時を経て進化をとげてきました。特にアフリカ人は、自分たちの文化の善き側面を再発見するべきです。それを受け入れることで、アフリカ人は所属意識、アイデンティティ、自信をもつことができるでしょう。
(略)
若い人たちには、長期的な夢をかなえる活動に携わるよう呼びかけたいと思います。彼らは、持続可能な未来を形にするためのエネルギーと創造性を持っています。私は若い人たちにこう言ってあげたいんです、
「あなたたちは共同体と世界への贈り物なのよ。あなたたちこそが私たちの希望であり、未来なの」と。