第二子を出産された、との記事を見まして、
奄美大島つながりで。
南の島のたったひとりの会計士 (2006/11/01) 屋宮 久光 商品詳細を見る |
奄美大島で活躍されている公認会計士 屋宮 久光さんによる、実話。
このかた、経歴が面白い。
奄美から鹿児島本土の高校へ。
そこで二年浪人して慶応大学経済学部へ。
在学中に電車に引かれ、リハビリの日々のため、
卒業は2留。
大学卒業したときに、これではまずいと思い、
公認会計士の道を志します。
そして、父親の死をきっかけに奄美大島に帰り、
公認会計士として、仕事をみつけていくのですが、
その途中で、アルコール中毒で血を吐くこと数回。
医者に「このままだと死ぬ」といわれてアルコールをやめ、
いまでは朝4時から20キロをランニングを習慣にしている、
という、まぁなんとも一直線な方です。
この本を通して、奄美大島にも興味がでますし、
地方から国を立て直すという道も、
実家が超田舎の私には身近に感じられるものでした。
中高生にぜひ読んでもらいたい一冊です。