走ってなくて湿疹、野口みずきさんトークショー

大井川マラソン前日に、野口みずきさんのトークショーに参加してきました。

野口さんって、みなさんご存知ですよね?

ランナーでなくても。

すでにメディアでご存知の内容も多いかと思いますが、

興味のあるかたはどうぞ。と言いつつ、これ書いて大丈夫だったかな?

(つれづれなので、ちょっと読みづらいかもしれません。)

当日は、島田市長のトークからスタート。

これが本当に面白かった。島田市最高!って思いました。

今回が第一回のしまだ大井川フルマラソン

毎年続けるとおっしゃってました。

ボランティアも1800人の充実ぶりで、アンケートなどもしっかりしていましたので、

来年からはまた改善されてとてもいい大会になると思いますよ。

(豆知識:大会当日はたいてい5%近くの人が未参加なんだそうです。

そのあたりも見積もって、ちょっと大目に参加者受け付けたんだって!)

島田市は鬼門に富士山、入り口に大井川という、

風水的にも恵まれたところなので、これから発展していくよってな話でした。

市長は、「これじゃ、私のトークショーになっちゃうな」ということで退散(笑)。

さて、野口みずきさん登場。

ちっさい、です。本当にちっさい。私一番前で聞いてましたが、

彼女がオリンピック金メダリストってことは信じられるものの、

その相手には、ラドクリフ選手など多くの長身の選手・海外の選手が並んでいることが信じられません。

彼女のスライド走法(歩幅が大きい)は、

高校時代からだそうで、その走りを生かせるよう、

筋トレをしっかりやったそうです。

ハーフまでの走りには耐えられるだろうけど、

フルは無理、と周囲にたたかれていたのが悔しくて、

練習をつんだ、とおっしゃってました。

アテネのときは、1日平均65キロ。

直前の一ヶ月は1350キロ走ったそうです。

ハーフマラソンに集中していたことは、

年に13回エントリーしていて、それは今思えばやりすぎたったと。

2000年、シドニーオリンピック高橋尚子さんが金メダルとつかんだとき、

野口さん自身は合宿中で、競技場に入っていくときの歓声を独り占めしている姿に、

とても興奮したそうです。

ご自身が同じ体験をすることになったアテネでは、

「これかー!」と思って走っていたと。

この話をされているときの野口さん、

本当に熱くなってました。

ちょっと当時を思い出して目がうるうるしていたようにも見えました。

アテネオリンピックでゴールのテープを切ったあとは、

優勝したことが信じられなかったそうです。

脱水状態でしばらく吐いたりしていたそうです。

翌日の表彰式で「君が代」が流れたときに、

「自分はやったんだ!」という実感がわいてきたそうです。

音楽が好きで、普段はサザンやR&Bを聴いているとのことでしたが、

走っているときは頭の中でリズムを刻むことはあっても、

絶対音楽を聴きながら走ることはないそうです。

道路を走るときは、

周囲の音が聞こえなくなるので、

音楽を聴きながらは気をつけてくださいとのこと。

(「気をつけて」じゃなくて「やめたほうがいい」っていってたかも)

<トレーニングについて>

走らない日はない。

朝は必ず10キロ走る。おかげでストレスフリー。

昨年、怪我で走れなかったときは、

走れないことが原因で白髪が増えたり、湿疹ができたりしていたそうです。

(プロってすごいですね・・・)

走るには、下腿だけではなく、上体を鍛えることも大切。

腹筋・背筋。ベンチプレス、エクステンションを使ってトレーニングされてるそうです。

垂心力をつけるために肩のトレーニングを取り入れたほうがいいですよ、と。

<食事について>

カーボローディングは大会1週間ぐらい前から

基本的にお菓子はとらない。

甘いものは食べない。

大会の日は、カステラとバナナ1本を走る○時間前に食べてるそうです。

(何時間だったか忘れてしまいました。一般的にはゴールする時間の5時間半前とのことですが)

初マラソンの大阪国際マラソンのときに、

当時 初マラソンでの大会記録を渋井選手がもっていて、

それを抜きます!といって挑んだが、記録を破ることができなかった。

以来、大会前に大口をたたかないようにしています、と。

走るときは表情でを他の選手に心理状態(精神?)を読まれないように、

練習のときは表情もポーカーフェイスを保てるようにしているそうです。

野口さんの夢:

自分がどれだけ走れるか。

まだまだ途半ばですので、みなさん応援よろしくお願いします!

みなさんの応援が本当に励みになってます、とのことでした。

(毎日のように手紙をくれるキタムラさん?という方がいて、その方にいつも感動をいただいているとおっしゃっていました。)

ヨーロッパの大会と相性がいいので、

ロンドンもがんばります!

(読みづらいですね・・。もっと箇条書きにすればよかったかな。)