一年前となにもかわってない? 相田みつを美術館へ

ちょうど一年前にもこの時期に行ってたんですね・・。

自分のブログで思い出しました。やることあんまり変わってないなぁ、私。

今年に入って三回目。

皇居からすぐの 相田みつを美術館へ行ってきました。

夏休み期間中ということで、ひとつひとつのメッセージの前に何人もの人が真剣に見入ってました。

この日は、館長で息子の相田一人さんがご挨拶。

相田みつをさんのご兄弟の話をしてくださいました。

相田みつをさんは「みつを」から推測できるように上から三番目です。6人兄弟)

こちらの美術館に行くたびに、

どんな言葉に自分は響くかな~と思って楽しみにしているのですが、

今回は展示場に入ってt最初の部屋で紹介されていたこちら。

(たぶん初めて知った詩のような気がします)

その人

その人の前にでると

絶対にうそが言えない

そういう人を持つといい

その人の顔を見ていると

絶対にごまかしが言えない

そういう人を持つといい

その人の眼を見ていると

心にもないお世辞や

世間的なお愛想は言えなくなる

そういう人を持つといい

その人の眼には

どんな巧妙なカラクリも通じない

その人の眼に通じるものは

ただほんとうのことだけ

そういう人を持つがいい

その人といるだけで

身も心も洗われる

そういう人を持つがいい

人間にはあまりにも

うそやごまかしが多いから

一生に一人は

ごまかしのきかぬ人を持つがいい

一生に一人でいい

そういう人を持つといい

そんな人はいないよ、という方。

お釈迦様・観音様がいらっしゃるじゃないですか!

私は手帳に挟んでおこうと思います。

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ほかに気になった書

娑婆とは忍土

迷いの着物を脱いでもね

悟りの着物を着たんでは

人の批判はするけれど

「おまえどうだ」

といわれれば

日日是好日(にちにちこれこうにち)