この人は、政治を変えることに本気だ。
都内在住の方は、まずはこの本の行動の第一歩として
7月12日の東京都議会議員選挙に投票しよう!
若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? (ディスカヴァー携書) (2009/07/07) 森川 友義 商品詳細を見る |
ディスカバー21社のブログで連載されていたMAJIBIJI世代のための政治リテラシー講座が本になりました。ネットより、本のほうが読みやすい、頭に入りやすいです。
その分ショックも大きい。
タイトルにある「35歳くらいまでの」にドンビシャの私ですが、
1975年から1985年生まれの人たちは働いたお金は税金でたくさんもっていかれ、
そのあげく政治・政策からは利益をあまり享受できない世代なのだそうです。
今の70歳位の方たちが差し引き1500万円くらい得をしている一方で、
先ほどの私くらいの世代は差し引き2500万円くらいの損をしてしまう。
それがタイトルにもある「4000万円」の大損です!
私は年に一回、都議会選挙には足を向けるようにしています。
場所が近所の中学校の体育館、というのがありがたいです。
著者の森川先生が何度もこの本の中でおっしゃっているのが、
「とにかく投票所へ行こう」
ということ。
極端な話、最初はえんぴつで転がして決めたっていいんですって。
「えーそれはちょっと」と思う人、
なんなら、「候補者の顔」で決めてもいいんです。
あ、でも「必勝○○」「当選○○」「がんばれ○○」「○○さんへ」って書くと無効になっちゃうみたいです。
投票の基本より
私はそれほど政治に詳しくないのですが、そこまでいい加減(失礼!)には書けず、
それでもいざ「小選挙区」と「比例代表区」で2枚紙を渡されると、
一人は街頭で話聞いた人、もう一人は政党で、って感じで、深くは考えてない・・。
かといって、マニフェストを見たところで、
今回のものを見ても意味がないそうです(実施されるかどうかわからないから)。
どうせなら、前回のときのマニフェストをみると、その候補者の実行度がわかる。
でも、マニフェストにあげてあるようなことって、
そんな2,3年で実行できるものではないので、これもそんなに意味のあることではないとのこと。
学生時代、就職活動にあくせくしていたら、友人に
「自衛隊に入れば?」
といわれました。
ということらしいのですが、本当に官僚がからんでくると票が集まるようですね。
特別利益団体(有名なのだと、創価学会と公明党ですね)というのは強いんだと。
(アメリカで銃がなくならないのは全米ライフル協会という利益団体のせいなのだとか)
とにもかくにも、
まず7月12日の東京都議会議員選挙に足を運びましょう。
自分が政権交代を望まないなら与党へ、
望むんだったら野党に投票すればいいんです。
「よいことをした!」と思うと脳からドーパミン大量にでますので!
私は今回、初めて「期日前投票」をしようかと思ってます。
でも面倒くさいですね、、前日投票って。
投票日も1日だけじゃなくて、一週間くらいにすればいいのにって思います。
アメリカ大統領を決めるのに2年近くオバマだ、クリントンだと騒いでいる一方で、
あれよあれよと、1週間もしなうちに総理大臣が変わってしまう日本って、
なんかやっぱり変ですよね・・・・。