その想いは仕事にできる→「『20円』で世界をつなぐ仕事」

最近、「社会起業家 」というのが気になります。

“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事
(2009/03/21)
小暮 真久

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今回読んだのは、マッキンゼーの元コンサルタントが運営している、

Table for twoの理事、小暮さまの本です。

Table for two のプログラムとは、

対象となる定食や食品をご購入いただくと、1食につき20円の寄付金が、TABLE FOR TWOを通じて開発途上国の子どもの学校給食になります。

20円というのは、開発途上国の給食1食分の金額です。つまり、先進国で1食とるごとに開発途上国に1食が贈られるという仕組みです。

これが面白いのは、寄付する側は健康的な食品をとることで、

自分のメタボ解消。そしてそれによって、子供たちは給食が得られるという仕組み。

双方向でメリットがあるんですね。

090515

小暮さん、人間的にも面白そうな方で、

学生時代、人工心臓の研究のため牛の血を運んでいる最中に警察につかまったけど、

頭がモヒカンでジーンズには血がついていたので、かなり怪しまれた・・とか。

理工学部に興味がもてず、人工心臓へ興味が移っていく様子や、

学生時代や外資系企業にいたときも、人との交流がフラットなご様子。

このしくみは、この方との出会いによるものだそうです↓

貧困の終焉―2025年までに世界を変える貧困の終焉―2025年までに世界を変える
(2006/04)
ジェフリー サックス

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読んでみようかな・・・。

この仕組みについてもっと知りたい方はこちら

5月27日(水)にサイン会・トークショーもあるようです。

詳しくは→ブックファースト新宿店

この本、表紙の写真が、中学時代から憧れている野球選手にとても似ていたので、買いました。

動機はなんだっていいんですよ。面白いこと知ることができました。