人は努力する限り悩むものだ
大きな魂ほどよく悩むっていいますね。
勉強する理由 (2009/04/15) 石井 大地 商品詳細を見る |
1986年生まれの方が書いた、「勉強する理由」
こちらの本、受験生、受験生をもつ親御さん向けに書かれたものだと思うのですが、
すでに受験が終わって働いている方も、若いころを思い出す意味でも、それ以上でも、ちょっと今の疲れたら読んでみてください!
私は、これ読んで生きることに真剣な若者にこころ打たれました。
何のために勉強するのか、、
なんてことは私自身究極のところにくるまで考えたこともなかった気がします。
中学、高校、大学受験のために、
日々頑張っている学生はこんなにも考えながら成長しているのですね。
私も勉強に伸び悩んだりしたことはありましたが、
本気で取り組んでいる人はすごいです。
生きる理由に真剣なふりして、
目の前にある、「勉強する理由」「働く理由」からちょっと逃げていたのかも。
目の前にあることに真剣に取り組んでいたら、
そこから「生きる理由」はみつかるにね、きっと。
こちらの本、読んでから一週間が過ぎていますが、
ふと、
「あんなに真剣に勉強に取り組んだことあったかな・・・」
と、とても考えさせられました。
その分、働くようになって苦労も多いわけですが。
「いろいろ、苦労があるのね。」
感動して私が言うと、
「まあね、でも人生は本当にいっぺん絶望しないと、そこで本当に捨てらんないのは自分のどこなのかをわかんないと、本当に楽しいことがなにかわかんないうちに大っきくなっちゃうと思うの。私は、よかったわ。」
と彼女は言った。
吉本ばなな『キッチン』
今、パラパラと読み返して、
飛び込んでくる偉人たちの名言と若い22歳(?)の声に
本当に目頭が熱くなってうるうるしてしまいます。
私がここまで勉強にたいして真摯に取り組んでいなかったことに加えて、
ずっと試験、試験でやってきた友達を思い出すからでもありますが・。
あー私は、あの友のことを理解できてなかったなー
「諦める」というのは、
投げ出すということではないと私は考える。
「諦める」は、「明らかに究める」ことだ。(中略)
事実を真正面から受けとめることである。
※この本、本のデザインがシンプルで、
カバーもちょっとざらざらしていて素敵です。
というわけで、私も勉強の準備を始めています(笑)。
まずは、「マインドマップ資格試験勉強法」で自分がとりたい資格への洗い出しをして、過去問を取り寄せたところです。
こちら、ぜひ「働く理由」に悩んでしまった新入社員!
勉強することならすでにやってきてるはず!ぜひあのころの気もちを振り返りつつ、
この本で「働く理由」を、そして「生きる理由」を見つけてみませんか!!
静かに熱い本です。