いつだって本気→東京マラソン2009応援

風の強い一日でしたね。

都内を走りきったランナーのみなさま!

お疲れ様でした。

沿道で声援をおくっていて、うれしかったのは私のほうです。

ありがとうございました(涙)。

興味ある方はお読みください。長いです・・・。

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今日は第3回目の東京マラソンでした。

私、大会開始して2時間になる前に、

34キロ地点(歌舞伎座のあたり)に陣取って、ひとり応援していました。

女性の先頭集団が通りすぎたころでした。

先頭集団から少し遅れて土佐礼子選手も通りすぎます。

表情がとても苦しそうでした。

沿道でじっと選手に声援を送りますが、

声は出せず、手拍子をうって応援していました。

ところが、私の目の前を知っている選手が・・・

「あ!水谷さん!!!」

(2月1日の大会でもお会いしている昨年の東京マラソン日本女子の覇者です)

「水谷さーん、頑張ってくださーい!!」と声援を送りますが、

表情がとても苦しそうです。

思わず、その後姿をみて、私も水谷さんを追って沿道を走ってしまいました。

「水谷さーん、がんばってくださーい!」

とても苦しそうなのに、35キロ地点で右手を挙げてくださいました。

ちょっと申し訳ないことをした気がします。

2月1日のときも、「ワーストを記録してしまいました」とおっしゃっていて、

今回もこちらのご本人のコラムを読むとこの大会の前につらい時期があったんだなぁというのがわかります。

(おそらく、今医学部の卒業を控えているのです・・)

「水谷さーん!」

「道のりが長いほど・・・・」

「つかんだ夢には価値がある!!」

「がんばってくださーい!!」 

この応援で私の中で何かがはじけました。

それから、ランナーにとっては一番苛酷な地点といわれる35㌔をゆうに過ぎた給水地点で

声援を送ります。

ランナーの方を私が見つけられるとは思いませんでしたが、

しっかり見ていたので、知っている方にたくさん応援できました。

猫ひろしさん、サブスリーのペースで走ってらっしゃいました。

そして、しばらくして谷川真理さん。周囲の人にハイタッチ!しながら。

そして、今月20日30キロのペース走をひっぱってくださった、

MY★STARの岩本さんが通りすぎます。

この日一番感動したのが、この後・・・

「・・・・あれっっ・・・・あ、あの人・・・・」

「日曜日いつも皇居走ってますね!

私も目標にして走ってます!

頑張ってくださーい」

日曜日午後走っていると、私とは反対方向走りでよくすれ違います。

とっても早い美ジョガーの方で、私はこの方とすれ違いたくて、

「あと1周頑張る!」と走ったことが何度かあります。

相手の方は気づいてくれて、

中越しに大きくこちらに手を振ってくださいました。

かっこいい・・・・あぁ、走るって素敵だ。

すごい、どうしよう。

私もランナーの方に、「しみチョコ」を配ろうかともっていたのですが、

手拍子振っていたら、知らないうちにすべてチョコを落としてしまいました。

ちかくにいたおば様たち、「あらあらこぼしちゃって」っておっしゃってましたが、

私と応援してるの楽しかったよね??

またしばらくして・・・・

憧れのMANIMANIさん発見!

先日の30キロ走では私が周囲から遅れをとってしまったため、一緒に走れず。

MANIMANIさんは、ランナーを応援するのも好きとおっしゃっていたので、

今日は私がしっかり応援しました。

「MANIMANIさーん!がんばってくださーいい

走る女は美しい・・・ぃぃぃ」

そしたら、また申し訳ないことに、なんと後ろを振り返るようにして、

手を振ってくださいました。

ここでも、私、前から走ってくるときには気づかず、目の前を通りすぎてから反応することに反省。

でも、とってもとってもうれしくて、ますますファンになってしまいました。

そして、3時間30分ゴールペースのころでしょうか、

セカンドウィンドの練習会でお会いした女性も発見!自己ベスト切れたのかな?

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またしばらくして、知ってる方が・・・

「えっ、あっ・・あーっっ」

また私の目の前を通り過ぎるとき、

「セカンドウィンドの真鍋さん!!!!

頑張ってくださーい!!!」

真鍋さんはランニング雑誌の表紙になっちゃうくらい美しい方です(山田優さん似)。

普段はセカンドウィンドのコーチとして、

タイムを計ったり、準備運動をしてくださいます。

「今日は走ってるんだー」

と、3万5千人の参加者がいてもしっかり気づく自分にちょっとびっくりしました。

その後、NIKE RUNNING CLUB のピンクのウェアに囲まれて、

おそらく安田美沙子さんたちが通り過ぎていきました。

私はまた少し場所を戻して、築地本願寺への曲がりかど。

35キロ地点まで10mほどのところに陣取りました。

みなさん、この時点では歩いている方もちらほらいます。

「いちに、いちに、いちに、」と手拍子を打って応援していました。

テレビカメラも近くにありました。

すると・・・・

「あぁ、masaさん どうも」

えぇ??

あぁ!!

あっちょん!」

(すげーなんで気づいたの?)

1月に一度一緒に皇居を走った、勉強会のお仲間の方です。

とても苦しそうでしたが、目標が4時間20分とおっしゃっていたので、

「4時間20分こえてんじゃないか!」

あっちょん、歩くな!走れ!だ」

言った後、反省。彼とっても膝がいたそうで、引きずって歩いてました。

私も駆け出しまして、

あっちょん、無理すんな!!」

あっちょん!イッチニ、イッチニ!」

彼、周囲の声援にハイタッチでこたえていまして、

このマラソンを楽しみたいんだろうなーと思い、私は見届けることに。

(でも、この先の7キロちょい、とっても長かったみたいですね。)

振り向いてまで、声援にこたえてくれたランナーの方々ありがとうございます!

私に気づいてくれた方、本当に信じられないです。

走っていて本当によかった。そう思いました。

私、応援するときは女性びいきて、

「ピンクのランドレ!かっこいいぞ!がんばれ!」

「ランスカ!いい走りだ、あと少し!」

とウェアで「この人に声援を」と決めておくりました。

それから、目があった人には手拍子で。

■今回の反省

・ランナーを振り向かせてしまった。前から走ってくるうちに誰か気づかないと。

もっと広い道で陣取ったほうが良かったと思いました。

・35キロ過ぎの地点で応援していまして、

「がんばれ、あと少し!」という掛け声を何度かかけてしまいました。

フルマラソンは、42キロ以上ありますが、その4分の3を走り終えても、

残りの35キロ地点からの走りは別モノだとききます。

4時間くらいたったときに女性のランナーに

「あと少しなの?」

と声をかけられ、

中越しに

「35キロからがフルマラソンの本番」

と声をだしました。

本当に失礼なことをしました。

本日走られたみなさま、ゆっく休んでくださいね。

明日は会社で階段のぼれますでしょうか。

みなさまお疲れ様!

本当にありがとうございます!

私は走ることだけじゃなくて、走っている人が好きなのだと気づきました。

「格好つける」より「行動」で。

私も来週頑張ってきます。