映画はちょっと苦手なのですが(椅子にじっとしているのがね・・)、
レンタルして、観ました。
アキレスと亀 [DVD] (2009/02/20) ビートたけし樋口可南子 商品詳細を見る |
北野武 映画って、ドロドロしていて、血が多いのであまり観ていないのですが、
話題になっていて、結末が気になりましたので(樋口可南子さまの演技とか)。
アキレスの亀とは、ゼノンのパラドックスの代表のひとつで、
亀がハンデをもらった状況で走り始めると、アキレスはいつまでたっても亀においつけないというもの。
この映画、かなり話題になっていましたので、
ビートたけしさんが主人公だと思っていましたが、
後半までまったく出てきませんでした。
幼年期から描かれていて、年を重ねた役としてたけしさんが出演するのですが、
そのときの画面全体の色使いがとってもインパクトがありました。
それは、色によるものなのか、
ビートたけしさんの存在感によるものなのかはわかりません。
この映画の中のビートたけしさんは、
クールなギャグが面白かった。
これって映画にしちゃっていいのって。
(変な絵画並べてコメント言ってるシーンとか)
私は、この映画、「亀」はビートたけし(主人公)で、
「アキレス」は樋口可南子(妻)だと思うのですが、
彼らは、何に追いついたの?
夫の愛に、妻が追いついたの?
それとも夫の考え方、かなぁ。
二人で絵を描いているときの淡々とした描写が、
こういう夫婦っていいな~と思いました。
ビートたけしのすごさが少しわかりました。