本日、信じられない手紙が届きました。
1年半前に私が手紙を書いた方からのお返事です。
相手の方は、私が中学時代によく聴いていたラジオのパーソナリティーの方。
高校時代、マスコミ関係を目指していた私は、宿題の協力をお願いしました。
「なりたい仕事についている人に、どのような大学生活を送っていたか聞いてくること」
私の周囲には、学校の先生や、地元で自営業をしている方が多く、
新聞社や、出版、メディア関係での人脈はありませんでした。
そこで、上記の宿題のテーマを好きなラジオ局の方にお願いしたのです。
大学は総合大学へいったほうがいい、、
若いときはとにかく、広い世界をみて欲しい、
そして、1年半前。
私が転職活動をしていたときです。
進む道でまたしても、右往左往していました。
退職したのは、マスコミの道へ進もうと思ったからなのに、
うまくいかない。
これなら、親の仕事を継げるように、別の道へいこうかな。
その夏。
地元の甲子園選抜野球大会、
決勝戦で、久しぶりに中学時代から耳に馴染んでいた方の声が聴こえていました。
「すごい。あの方は、まだ地方のラジオ局で頑張っているんだ!」
と、なぜだかとっても熱くなりました。
そして、思い切ってその方に手紙を書いてみました。
以前返事をいただいた高校時代から、大学、社会人生活。
海外を旅したことや、恋したこと、進路で悩んだこと。
そのとき、自分が思い出していたラジオ番組があったこと。
「ある日」ラジオで流れた自分のメッセージが恥ずかしかったこと、などなど。
あれから1年半。
私はまたこれからどう進んでいこうか、決断できかねています。
そこへ着たパーソナリティーの方からのお手紙。
中学時代、自分があこがれていた世界の方が、
私の手紙を机の一番上においては、何かあるときに読み返してくれていたとのこと。
とても信じられませんが、本当に嬉しいです。
みんなどこかで誰かを励ましているんだ、
知らない誰かのために自分がなっているんだなぁ。
そんなことを強く感じました。
そして、今迷っている私の背中をまた、押してくれたような気がしています。