能動的であるべし→「女性職の時代」

こちらもBookLOVERSのこの週に取り上げられていて、気になっていた本。

女であることをうまく仕事にいかそう。

<女性職>の時代 ――ソフトインテリジェンスの力 (角川oneテーマ21 C 155) (角川oneテーマ21)<女性職>の時代 ――ソフトインテリジェンスの力 (角川oneテーマ21 C 155) (角川oneテーマ21)
(2008/09/10)
中川 美紀

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女性職って言うと、看護婦やキャビンアテンダントあたりを浮かべますが、こちらは営業や広報などビジネスの世界での「女性職」で活躍することを目指そうというもの。

イメージで言うと、滝川クリステルさんや、和田裕美さん、中山恭子参議院議員(元拉致問題担当大臣

「男勝りのキャリアウーマン」か「コモディティOL」というキャリアのどちらにも属さない人のほうが、圧倒的に多い。企業側がうまく女性を活用できていないこともあるけれど、女性たちにも仕事に対する甘えがある。

女性職とは、お茶くみやコピー取りではなく、サッカーで言ったらチームにキラーパスをまわすミッドフィルダーのようなポジション。

ソフトインテリジェンス力とは、人の心理を汲み取っていくひとつのコミュニケーション力。

そのために必要なスキル→共感関係を形成すること

               →相手を立てること(自己抑制)

◆共感関係と従属関係の違い

共感関係においては、自分を卑下するスタイルはとらない。

客観性はなくとも、「ほめること」「感謝すること」

※「ほめと感謝」は過剰すぎないように

■共感関係を成果に結びつけるスキル

・モードの転換・意図的にきっかけを提示する。

「軽くお願いをしてみる」

・相手に負担をかけない

ソフトインテリジェンススタイルの交渉

①要求らしい要求などしなくても、相手の方が察して相手から言わせることができればベスト

②相手に負担をかけないこと

 →ターゲットとしての人(キーパーソン)を選別する

私の今の仕事のスタイルは、ソフトインテリジェンスに近いですね。

転職において、ハードインテリジェンスなスタイルを目指しているのはミスマッチなのかも。

「バリバリ男勝り系」でも、「若いうちだけOL」でもなく、「ソフトインテリジェンス力」を磨いた「かっこいい女らしさ」をもったビジネスのロールモデルとして、自分がなっていけるよう今週もお仕事しっかり!

女性なら一度読んでみるといいですよ。特に20代で転職しようかなぁと思っているアナタには、きっと大きな気付きがあると思いますよ。