帰省した際、妹の本をちょっと拝借しました。
フェルメールは、昨年国立新美術館で「ミルクを注ぐ女」をじっくりと堪能させていただきました。
さらに現在は、東京都美術館でフェルメール展が開催されています。
フェルメールって、少ししか作品を残さなかった、緻密に計算して描いた画家、
青の画家くらいしか(去年美術館いったのに)知りませんでしたが、
これを読んで美術館いっていたらもっと堪能できたのに~!!と後悔。
この著者の方は、フェルメールをあまりもてはやさず、
しっかりと、厳しく作品を見てるんですね。
そのため、晩年の作品に対しては、ばっさりと、批判しています。
でもほめるところは、しっかりほめる。
フェルメールの作品を楽しむひとつに、「床のタイルを見よ!」とアドバイスしたいですね。
床のタイルのゆがみであるとか、それゆえに、床を隠してしまったり、
思い切って、床を描かないように上のほうに集点を向けたり・・・と。
黄色の毛皮を彼が気に入って頻繁に描いていたのが面白い。
いろんな女性が着ていますよ。
それから、服のしわ。
これによって、彼の進退がはっきりわかるんですね。
この一冊で、かなりフェルメール作品に詳しくなっちゃた、と思える一冊です。
さてと、、、東京都美術館いってこようかな。
どうせ行くなら、11月1,2,3日がよさそう。だって、真珠の耳飾りの少女の映画も上映しているみたいなので。
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美的のルールですが、これ読んだら、もう部屋片付けしたくなります。
最近、本屋さんでは「もたない暮らし」が積んでありますが、その咲き分けみたいな感じです。
さらっと読んでしまったのですが、毎日を「丁寧に」生きようと前向きになります。
と、こちらも妹の本だったため、彼女が気になるところに線を引いていて、
「なるほど妹はそういうところに目が留まったんだな」と思いつつ、読みました。
他に、
色の秘密―最新色彩学入門 (文春文庫PLUS) (2005/07) 野村 順一 商品詳細を見る |
こちらも借りて読みました。
色による相性判断みたいのもあって「なんだかな~」と思ったりしましたが、
人は見た目が9割 ってくらい大切ですからね。私の場合、ベージュの色をもっと生活に取り入れたほうがいい、とこれを読んで思ったのですが、何でだったなぁ・・
(根拠がないと、取り入れられないじゃない!)
部屋の壁を塗り替えるわけにはいきませんが、
我が家は、白だったので、これは私を美しく見せるのに効いてるのかなぁぁ。
と、私はこの本を読んで、部屋はやっぱり「白熱灯だな」っと判断したのですが、
(影が入ってきれいにみえる。落ち着く)
今って、白熱灯はなくなる傾向にあるんですよね・・・。
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ちなみに、この妹、社会人になってから職を転々としていまして、
現在は、ある有名な旅館で働いており、10月からはイギリスに飛び立つそうです。
いわゆるワーホリってやつみたいなんですけど・・