野辺山マラソン その③

さて、ハーフマラソン(21kちょい)のスタートは9時40分のため、

9時には会場入り。

いつもトイレでかなり苦労していましたが、今回は安心して入ることができました。

(出場者もそんなに多くなかったし)

荷物を預けるまで音楽をがんがんに聴いていました。

これより先は私の初ハーフマラソンの記録です。。

スタートの音とともにタイムウォッチを押せるのは初めてなんじゃないでしょうか。

この日は晴天で、前日は雨が降ったということもあり、空気がかなりきれいでした。

蓄膿症でも安心、か?)

マイペースで走っていましたが、

4K地点で時計を見るとまだ20分しかたっていません。

5分/k ペース。早くないか?

徐々にペースを落とします。

上り坂は腕を上に降って勢いよくのぼり、平坦な道はかなり身体の重さを感じながら、

じっと我慢、で走ります。

いや~八ヶ岳の景色が本当きれいでした。

9k地点くらいで、おなかが張り裂けそうなくらいな痛みを感じ、

さらに昨夜の食べ過ぎのせいで吐くんじゃないかという状態まできましたが、

他のランナーのおかげでどうにか乗り越えました。

※たしか9k位のところで、男性のトップランナー達とすれ違いました。

すんごい早くてびっくり。これって400m走じゃないのよってくらいでした。

私が扇風機の「微風」だとしたら、

あちらは「嵐」ってところでしょうか。

どうやら山梨学院の現役の学生さん達がかなり走っていたようです。

いや~本当すごかった。

10k地点でちょうど一時経過。

今大会は初のハーフだったので、7分/kでいこうと思っていたので、

ここまで6分/kペースでこれているのはなかなか。

しかし、10kまでがかなりつらかったです。足が重くて、これから倍の距離を走ることが想像できません。

そしてなぜか、10k地点で給水を得てスピードアップ!!

あれ~足が止まんないよ~。

ぜんぜん苦しくな~い。

呼吸法も、ヨガで得た腹式呼吸!(鼻呼吸)

かなりフッフッー[emoji:v-356]と勢いよくはいて走りました。

13k地点で池の周辺の走ります。まだまだスピードは落ちません。

この㌔6分のペースで、16k地点に到達!

先月の大会でこの距離は99分(1時間39分)だったので、

時計を見ると、

01.30.XX

すげ~、10分も早くなってる~

そう思ったら、なんと声にだしてひっくひっくと泣いてしまいました。

膝が痛くてあんまり走れなかったし、おまけに蓄膿症で運動とめられたし、、、

でもジムいったり、毎朝通勤のウォーキングをいつもより早く歩いたり、、、

むだじゃなかったんだ~

もう自分に感動して、ここもかなり平坦な道で、後ろも前も人がいない状況で地道に走り続けます。

しかし、16k-18kで2.3人の方に抜かされました。

ちょっと自分に感動してしまったせいか、スピードは落ちてしまった模様・・。

17k過ぎくらいのところで、体力が心配になって飴をなめ始めました。

しかし、飴をなめてはしることになれていないため、すぐにしまうことに。

18k地点で、もうここまできたら、「苦しい」って思えるまで走ろう、と決め、

またしても激しい鼻呼吸でペースを早めていきます。

し、しかし、脚がもうかなり固くなってます。

膝はサポーターをしているものの、もう脚全体が棒状態で、、

19kのポールが見えると、

あと、2kか。皇居走ってたら、半蔵門のTokyoFMからペニンシュラを見ながら桜田門くらいの距離だな

と。それなら走りきれるよ自分!と自分の身体に相談しながら走り続けます。

20k地点で前方にいた方を2人くらい抜きました。

しかし、このとき歩道に入るときに段差を踏み込んでしまい、

そのさい

右ひざから プチッッ と・・・。

もう「なかやまきんにくん」の状態です。

おい、大丈夫か自分の足。あと少しだ。がんばれるのか?おい!ってもうそんなんで残り500m走り続けます。

カーブを曲がって、残り100mのところで、何人かの熱い声援。

「あと100mだ!」

「もうゴールだ、最後がんばれ!」

の声を聞きながら、、、

Goal!!!

タイムは2時間ちょい。

最近の自分の調子だと、㌔7分で2時間20分でゴールを目標にしていたので、

上出来でした。

でも、、、

2時間きりたかったな、と。

女の欲望はとどまるところを知りません。

・・なんか結構書いちゃったかな。